米兵士の本音がトイレに
いよいよ自衛隊の先遣隊がイラクに入ったが、読売新聞によればその際通過したクエート国境のトイレに米兵士の落書きがみられたそうだ。
イラク戦争の後に設置されたという、装甲車や大型トラックが行き交う入国審査所近くにある3つのトイレ。ここに書かれた「帰って来たぞ」とか、「私の頭上をミサイルが飛んでいきました。父さん、どうか助けて」などの落書きからは、兵士たちの切実な叫びが伝わって来る。
命令で束縛できない国境のトイレの落書きだからこそ、余計に悲痛だ。
自衛隊も同じだが、直接自国が戦っている戦闘でもないのに遠く故郷を離れて危険な任務に就くのは精神的にとてもタフなこと。将来ある若者たちが、みな無事に任務を終えて帰国して欲しいと願わざるを得ない。
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