飛行機の写真撮影は危険
山梨県甲府市の住宅街に小型飛行機が墜落して、3人が死亡したというニュースが報じられた。
当時この機は幼稚園児による人文字の撮影を行っていたのだという。
もちろん事故の正確な原因はこれからの調査を待たなければならないが、少なくともこうした撮影に小型飛行機で臨むのはたいへん危険が伴うことは容易に推測できる。
人文字を効果的に撮影するには当然真上に近い位置からのほうがいい。しかしそのためにはパイロットは飛行機を大きく傾けなければならなくなる。なぜなら飛行機は真下の撮影ができないからだ。
グランドキャニオンやグレートバリアリーフなど、観光地のセスナも撮影のためのサービスで大きく機体を傾けてくれるけれど、乗っている方はビクビクだ。
こうした人文字撮影では、より低空で、より低速度というからさらに危険度は増す。
この女性パイロット自身は十分な飛行経験を積んでいたというが、こうした撮影は初めてのことなので別にベテランパイロットが副操縦士として同乗していたという。残念ながら、カメラマンも含め全員が死亡してしまったので解明は困難なことに。
市街地での事故だったが、地上で被害者が出なかったことがせめてもの救いだろうか。
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