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自衛隊隊長の口ひげ

自衛隊の先遣隊がサマワに到着して活動を始めているが、その隊長さんの口ひげが評判になっているそうだ。

先遣隊はすでに現地の部族長らといろいろと交渉を重ねているらしいが、彼らは一様にその佐藤さんという隊長さんのひげに対して好感を持ったという。

イラクに限らずイスラム教国である中東ではみな大人の男性はひげを蓄えているのが当たり前だ。逆にひげがないと大人の扱いをされないとか。

今回は、たまたまこの隊長さんが(日本人には珍しく)ひげを伸ばしていたというよりは、ひげの自衛官だからそれも考慮に入れて今回の先遣隊隊長に任命されたというのではないだろうか。なにしろひげはそう短期間に伸ばせるものではないものね。

そう言えば以前、外務省バッシングがたけなわの頃、テレビのワイドショーで霞ヶ関の出勤風景を取り上げた際に、他の省庁との際だった違いとして外務省職員にひげを生やした数が多いということを強調していた。
それは明らかに「通常の日本人の感覚ではなく、外務省は異常だ」という扱いだったのだが、おいおいそれは短絡だろう。
中東など特殊な地域に赴任する可能性のある職員は、あらかじめひげを蓄えるのが正しい『心得』なのだから。

そうした意味で、外務省というのはきわめて特別な職場であることは間違いない。
もちろん自衛隊はもっと特別な職場ではあるが……。

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