渡辺謙、ゴールデングローブ賞受賞ならず
アカデミー賞の前哨戦とも言われるゴールデン・グローブ賞の授賞式で、残念ながら「日本では」前評判の高かった『ラストサムライ』の渡辺謙の助演男優賞受賞はならなかったという。
他のノミネート作品を知っている訳でもないので正当なことは言えないが、正直、向こうではまだ彼の知名度は低かったし、日本での報道の過熱ぶりとは裏腹にそれほど受賞の可能性は高くなかったのだと思っている。
テレビで放映される空港での騒動をみているとまるでおっかけ。
「調子はどうですか」と言われても、「映画はもうできているのだから」としか渡辺謙が答えられないのは当然だよね。
俳優としては受賞がならなかったのは残念なことだろうけれど、しかし興行的には話題性が高まったせいか大成功のようだ。
これまでアメリカ映画に出て来る日本は珍妙なものが多くて呆れさせられたが、この映画で見せられた「アメリカが描いた日本」は、これまでになく的を射たものだった。
また、トム・クルーズの日本語、そして渡辺謙の達者な英語にも驚かされた。
今回受賞はならなかったが、この映画の果たした功績は将来につながるものだと確信している。
渡辺謙がこれで実力派俳優として国際的に認知されたことは間違いないことだし。
がんばれ、渡辺謙! がんばれ、日本映画! もね。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- いまどきのカンニング(2021.01.18)
- コロナvs成人式(2021.01.11)
- おめでとうございます(2021.01.01)
- コロナでパンダ帰国(2020.12.02)
- 小池都知事の教え(2020.11.20)
コメント