2004年F1シートが確定
やっと2004年のF1シートが確定した。
これは、最後の最後までしたたかな交渉でさまざまなドライバーを翻弄していたジョーダン・チームが、やっと結論を出したためで、まだFIAによる公式なものではないものの、事実上これで20人すべての顔ぶれが揃ったことになった。
今シーズン、何よりわれわれの関心を盛り上げてくれるのはB.A.R・ホンダ・チームから日本の佐藤琢磨選手が復帰してくれることだ。
これまでの日本人F1ドライバーと異なり、日本でレースをほとんど行わないまま、イギリスに渡り、F1登竜門とされるイギリスF3選手権をみごとに勝ち取った。
日本人ドライバーが弱いとされたマカオの公道レースを制したことでも深い印象を残した。
また自転車競技でも、五輪候補と目されていながら、早稲田大学を中退して単身渡英して一人暮らしで頑張ったことは有名だ。
これまで戦闘力不足で埋没していたB.A.R・チームのマシンも、ホンダの技術が導入されたこともあってか今年の新型車『006』はこれまで再々合同テストでトップタイムを記録。
いやが上にも期待が高まるというものだ。
つい昨日(14日)も、スペインのヘレス・サーキットで行われたミシュランタイヤによる人工的なウェットコンディションでのテストで、ウィリアムズ勢を抑えて佐藤琢磨選手がトップタイムを記録した。
そうさ、ウェットで速いのは優れたドライバーの証拠さ。
開幕のオーストラリアGPは3月7日(日)。
もういよいよ半月あまりと迫った。
さあ、今年のF1からは目が離せないぞ!
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