なに森前首相の再登板だあ?
先に民主党の菅代表が騒いでいた、自民党・安倍晋三幹事長の米国留学歴疑惑への追求はどうなったのだろう。
朝日新聞のニュースによれば、留学期間はともかくとして、とりあえず米ロサンゼルスにある南カリフォルニア大学(USC)に在籍して政治学を学んだことは確認されたということだったから、それでもう立ち消えになってしまったのだろうか。
ま、先の古賀潤一郎議員の学歴詐称疑惑というのだって、あれだけ大騒ぎしたのにパッと沈静化した。
するとこれってやっぱり、イラクへの自衛隊派遣問題で混迷する時期にぶつけて、国民の目をイラクからそらせるためだったという噂はほんとうだったのか、とも思ってしまうぞ。
それからその国会審議の際、採決に欠席してしまった古賀元幹事長(こっちも古賀さんだ)・加藤元幹事長らへの処分は、安倍幹事長どうするのだろう?
党議拘束に反したのは明らかなのに、古賀元幹事長の反撃が怖くて処分に及び腰なのか?
実際問題、この夏に控える参院議員選挙で、もしも自民党が勝てれば幹事長として箔が付くと同時にポスト小泉の座がグッと近づくとも言われるが、逆に選挙に失敗すればおそらくは責任を取って幹事長の職を辞任せざるを得なくなる。
いや、そればかりか自民党の表舞台から葬り去られかねないおそれだってある。
たぶん古賀元幹事長は、それを待ちかまえているのだろう。
いやもっと負ければ、小泉首相自身だってその職を追われこともあり得ないことではない。
そうなった時に、今度は誰が自民党総裁・日本の首相になるのか?
去年の総選挙で大幅に議席数を伸ばし、いま混迷状態にある橋本派をかわして自民党最大派閥になろうとしているのは、他ならぬ森派ではないか。
その総帥が森喜朗前総理なのだ。
えー 小泉首相が失脚したら、そしたらまた森総理の再登板なの?
そうなったらまた料亭政治の復活だ。
もう『シンキロー』(森喜朗)だなんて、笑ってられないぞ。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 総理、英語上手いんじゃん(2023.05.22)
- 地味~じゃなかった大臣(2022.11.10)
- 遺影にイエイ(2022.09.19)
- あのヒッチコックも、あの日遅刻(2022.09.17)
- あっちもこっちも『民主党』(2022.05.04)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- おめでとうございます(2023.01.01)
- エアコン止める、虫一羽(2022.08.10)
- 「小説」について「述べる」(2022.06.20)
- ワンコインのワンコいんの?(2022.04.02)
- おかげさまで18周年(2022.01.04)
コメント