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いい経験したぞ遭難学生

福井、石川県にまたがる大長山で遭難、救出された関西学院大ワンダーフォーゲル部の学生らの謝罪(?)会見を見た。

「自分たちで解決すべき問題か、他の助けを借りるべきか、救助を求めるタイミングでは葛藤があった」とは、一行を率いたリーダーの言葉。
事故の詳細な原因についてはまだわからないが、このリーダーの会見を見ている限り、十分そのポジションにふさわしい努力をしたように感じられた。

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なんで食料や燃料等、十分に携行しなかったのか、などと当初疑問に思っていたが、テントが雪に埋没してしまうなど、実はかなりの困難があったらしい。

自分も尊敬する、東京女子医大の医師で、ヨーロッパ・アルプスなどを極めた女流登山家でもある今井通子さんもテレビで、「ああした状況下で、無理に動かない、雪洞を掘って体力を温存し、冷静に救助を待つという彼らの判断と、その取った行動は最善のものだったのではないか」と評していた。

もちろん、現実に起こしてしまった事故には何かミスがあった訳で、それを反省してもらい、迷惑をかけた各方面にはお詫びしてもらわなければならない。
それが彼らの残された職務だ。

もう一つ、今井さんの言葉。
こんな経験をした彼らは、きっといい大人になりますよ

暖かい言葉だね。
がんばれ、若者。
少なくともこんな過酷なことに挑んでいる若者には、日本の未来を託せると思ったぞ。

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