官房長官、ほんとに牛丼知ってるの?
10日で吉野家の牛丼がほとんどなくなったのに加え、もう一方の松屋も「牛めし」の販売をまもなく終了するのだという。
これらはいずれもBSE問題による米国産牛肉の輸入禁止で在庫がなくなるためだが、その解決への見通しは今のところまったく見えていない状態だ。
国産牛肉でのBSE問題では、あれだけ非難を浴びながら「全頭検査」を確立したにもかかわらず、残念ながらその農水省の英断はまったく評価されなかった。
今回は、それを活かしてアメリカに強い態度で迫ったものの、そのアメリカから軽く袖にされてしまい、逆に振り上げた拳の降ろすタイミングがない、というのが今の実情だろう。
一方で、こうした国内の騒動とは別に、アメリカでは何の問題もなく牛丼の販売が続けられているのだと、まりあさんも言っている。
アメリカのYOSHINOYAでは、牛丼(BEAFBALL)はまだずっと食べられるそうです、3ドル以下で。(当たり前か) 「牛丼食いにアメリカ行こうツアー」を一緒に作ろうか、吉野屋さん!
ただ牛丼を食べるだけではツァーは成立しないかも知れないけれど、イチロー選手や野茂選手、それに両松井選手らの大リーグ応援ツァーに絡めたらいいかも知れない。
話題性で売れる一方、3ドル以下ならツァーの食事代コストが安くつくものね。(^_-;
さてこの問題について福田康夫官房長官は、10日の記者会見で「なくなっちゃうのは寂しいですよねえ」と、すこぶる庶民派のコメント。
それが記者団から「よく食べていたのか」と質問が飛ぶと、「よくじゃないけどね。試しに食べたことありますよ」と一転、弁解モードになってしまったそうだ。
昔、女性大臣に「いま大根一本の値段を知っていますか」と、食い下がった記者がいたが、えらい議員さんなんて、もちろんそんなこと知らないよね。それと同じか。
まあ、大所高所からの国の方針を決断してもらわなければいけないのだから、あまり些末なことにこだわられても困るけれど、結局のところ、要するに「庶民の心はわかってない」というのはいつの時代も事実なのだろう。
加えて言えば、おそらく皇太子殿下や礼宮さまだって牛丼なんて食べたことはないのではないか。それはそれで可哀想なことだと思ってしまうのだが。
え 雅子さまも?
洗足駅前には吉野家ってなかったんだっけ? ウン? 「よしだ家」も?
いや外務省勤務までは普通の人だったのだから、案外、常連客だったりして……。
もしも、そうだったらうれしいぞ。
皇族一家にも、牛丼のおいしさと庶民性を話しておくれ。
そうだ、生姜も忘れずにね。
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コメント
安倍幹事長も絶対知らなさそうだね(笑)。
(正直、古賀潤よりもこの人の学歴には呆れてしまうよ。真面目に勉強したという部分がまるでない。)
二世閣僚達に庶民の気持ちをわかれといっても所詮無理無理。
故ダイアナ妃は、2人の王子を連れて、よくケンジントンのマクドナルドへお忍びで通っていたらしいね。
投稿: まりあ | 2004.02.11 12:22