『頑張れ』と言いたいけれど
山ですれ違う時にはよく挨拶が交わされる。
自分がすでに登頂を果たして下りにある時ならば、苦戦する登りの人を見掛けて掛けるこちらはよけいに気分良く声が出るというものだ。
『ファイト!』
ところが海外ですれ違った時にこれを口にしたらガイドさんに注意された。
「『頑張れ』というつもりで英語で 『Fight!』と言うと、『戦え!』という意味になってしまうから、あまり良くないですよ」と。
それならなんて言えばいいのかと尋ねると、「『You can do it!』かな」とのことだった。
確かに『ファイト!』
というと、なんだかボクシングのセコンドの言葉のようできついのかも。
ふだん、何気なく使っている『英語』(と思っている言葉)が、実際には全然意味が通じないとかいうのもよくあるよね。
前にここにも書いたけど、『BG』(ビジネス・ガール)も『OL』(オフィスレディ)も英語では通じない。
『サラリーマン』だって日本では普通の言葉だけど、入国カードにこう書いたら変な顔されてしまうものね。
卒業生を意味する『OB』は(オールド・ボーイ)の略だというけれど、途中で放校となってはみ出した僕は(アウト・オブ・バウンズ)かいな。(>_<)
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コメント
『You can do it!』というのもいい表現ですね。
つくづく言葉(例えば「頑張れ」)には色んなニュアンスがあって、その言葉を受けた受け手によってとられ方が違うんだなー、と痛感しました。
Fightも実はよく使ってましたが、反省(^^;
投稿: 江崎 | 2004.02.15 14:53