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イラク戦には勝ったけど

サッカーの国際親善試合、東京・国立競技場で行われた日本代表―イラク代表は、結果をみれば2-0。
ジーコ監督就任以降の通算成績は8勝6分け6敗となったということで、めでたし、めでたし。

なんて訳はなくて、いくら焦点はW杯アジア1次予選初戦のオマーン戦(18日・埼玉)であって、これはそのための強化試合とはいえ、内容はかなり不安の残るものだった。

なにより、スポーツ新聞の見出しが中村俊輔選手や柳沢敦選手だったのはなんだかなあ。
話題性はそういうことなのだろうが、攻めで言えばサントス選手だし、なにより昨日の試合の立役者は間違いなく楢崎正剛キーパーでしょうに。

ディフェンダーのミスによる決定的な場面も、楢崎選手の神懸かり的な反応によってすべて押さえてくれたんだものね。おまけに、これで国際Aマッチ6試合連続の完封。すごいね。
前回の対マレーシア戦のような格下相手の試合にも出させてもらっていれば、もっと記録は伸びていた筈だし。

キーパーなんて、防いで当たり前。入れられれば「なんだよお」なんて言われる、ほんと割の合わないポジションだけれど、見ている人はちゃんと見ているぞ。
セルジオ越後さんも、「昨日の試合のMVPは楢崎」と断言していた。
良かったね。

これからの試合でも頑張ってくれ~~!

おまけ:日本人観客席から『イラク・コール』が上がっていたのは気持ち良かったぞ。
     日本人て、優しいねえ。

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昨夜の日本代表戦について、特に書くつもりはなかったのだけど、この記事を読んだらやっぱり書かざるをえなくなりました…。 日本対イラク戦の国立競技場、テロ警戒の厳重... [続きを読む]

受信: 2004.02.13 12:05

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