お馬鹿な話
話している時にすぐ『バカ』と口に出てしまい、いつも家人に注意される。
バカというと通常『馬鹿』という字を書くが、もちろんこれは馬にも鹿にも責任はない。
こんな当て字に使われて、共にお利口な彼らにとってはずいぶんと失礼な話ではある。
仏教書によれば、この馬鹿は、梵語でいうところのモハ(愚か者という意味)から来たものとされる。
元々はこの『モハ』に『莫迦』というような字を当てていたのを、誤ってこれを日本で『バカ』と読んでしまったためにそこへさらに『馬鹿』という字を当て、それが現在定着したものということだ。
『バカ』ひとつとっても、これだけの由緒ある謂われがあるのだから、そう馬鹿にしてはいけない。
でも、同じ『バカ』でもゴルフなどで『今日はバカに調子がいい』なんていう時の『バカ』は、上記の『莫迦』(愚か者)という意味ではないというから注意が必要だ。
こちらはまた摩訶不思議の『摩訶』(まか)が元の言葉であって、(優れた、たいへんに)というような意味であって、上記の『馬鹿』とは全く異なるもの。
これを間違ったらそれこそ『お馬鹿』になってしまうぜよ。 (´_`)
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- さすが、本場のディズニー(2023.09.20)
- おめでとうございます(2023.01.01)
- エアコン止める、虫一羽(2022.08.10)
- 「小説」について「述べる」(2022.06.20)
- ワンコインのワンコいんの?(2022.04.02)
コメント