山の上にハングル文字
以前、立山連峰の剱岳に登った時、『通行禁止』など登山道の標識に、ハングル文字が書いてあることに驚いた。
それまで登った北アルプスや南アルプスの山々ではついぞ見られなかったものだ。
考えてみれば、韓国の最高峰は2,000mにも満たないもので、それも本土ではなく済州島にあるハンラ山という。だから3,000m級の本格登山をしようと思えば日本に来て挑むことになるらしい。
その結果、韓国側から地理的に近い立山連峰ということになるらしい。
ハングル文字の案内は、現実にそれだけ韓国からの登山者が多いということなのだろう。
しかし、普通日本語ともう一つ表すならたいてい英語というイメージがある。
街の道路標示でも電車の駅の表示なんかでも、日本ではたいていそうだ。
だから、都会でもあまり見掛けないハングルが日本語と並んで表記してある案内を、あんな高い山の上で見るとはなんだか意外な思いだった。
ちなみに良く晴れた剱岳の頂上では、みんなが携帯電話を取り出して家族に『登ったぞお。いま頂上だ』なんて電話を掛けていた。
僕も自分のを取り出したのだが、パケット通信に有利と思って購入した1.5Gの機種だったので自分だけ圏外だった。グヤジ。
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コメント
道路や出口案内の看板でいうと、
北九州では、日本語の次に書いてあるのはハングル文字。
浜松では、日本語の次はポルトガル語になっています。
投稿: まりあ | 2004.02.18 10:03
コメントありがとうございます。
九州は韓国と近いからわかるとして、どうして浜松はポルトガルなんでしょう。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.02.18 10:38
浜松は日系ブラジル人が多いんです。
日本で1~2位を争うんじゃなかったかな?
確か人口約50万人中、ブラジル人は1万人位。
(ちょっと前の記憶なので、現在は変わってるかもしれません)
ヤマハ、スズキ、ホンダなどメーカーが多いからね。
銀行の外国送金窓口は、本国へ送金するブラジル人で溢れかえり、行くとまるで自分が異邦人のよう。日系なので顔は日本人と相違ない人が多いのですが、そのせいか私もポルトガル語で話しかけられます(笑)。
小学校でも日本語教室(ブラジル人児童のため)があったり。
週末の駅周辺は、ブラジル人集団がほんとに多くて異様です。
個人的には、そういう雰囲気嫌いじゃないけどネ。
投稿: まりあ | 2004.02.18 11:35
あ、そうか。
ブラジルはポルトガル語でしたものね。
群馬の大泉だかも、たしか……。
南米というと、どうもスペイン語のイメージが強かったので、思い当たりませんでした。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.02.18 12:23