アジア予選は親善試合かい?
東京中日スポーツに、あのサッカーを愛して止まないラモス瑠偉氏が著した週刊ラモスというコラムのコーナーがある。
これをたまたま見ていたところ、今夜の日本代表対オマーン代表の試合は『オフィシャル国際Aマッチ』扱いではないのだという。げ
だから、中田英寿選手が、こんな直前にあわただしく帰って来る羽目になったのか。
われわれの感覚では、サッカー界最大のイベントであるW杯の、そのアジア予選なら、これほど公式(オフィシャル)な試合はないと思うのだが、今回のは『フレンドリー国際Aマッチ』とか言うのだそうだ。
詳しいFIFAの規定は良くわからないが、要するにサッカーはヨーロッパのもの。
アジアの予選なんて、ヨーロッパで行われているクラブの試合にも劣るものなんだよ、ということらしい。
F1とかのモータースポーツでもそうだが、こういうところにも欧米優位主義(今回はアメリカは関係ないが)がはびこっているのだな。
そうしたことを考えると、このW杯の大陸別出場枠の不公平さにも納得がいく。
なにしろ、アジアは予選出場39で枠が4+1。アフリカが51で枠が5。北中米が34で3+1。南米は10で4+1。オセアニアが12で0+1。(アジアと分け合う)これに対してヨーロッパときたら、51の参加でなんと14もの出場枠があるのだから。
おまけにその中でイギリスなんか、イングランドとスコットランド、それにウェールズと一つの国がいくつにも分かれて出場しているのだからイヤになる。
ま、「それじゃ、日本も3つに分かれて参加していいよ」なんて言われたら、かえって迷惑だけどね。
結局のところ、ヨーロッパのほうが強いからしかたないということなのか。
こうなると、クラブ世界一決定戦の『トヨタカップ』では南米代表のほうを応援したくなるし、W杯でもまた韓国やサウジなんかと一緒に、アジア勢で一泡吹かせてやろうという気にもなるよね。
よーし、アジアのみんな、一緒に頑張ろう!
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