« 中村俊輔 結婚おめでとう | トップページ | ナショナルカラーの話 »

「TOILETTE」の話

モータースポーツにはよくフランス語が出てくるのだが、どうにも解せないのが、特有の理解しにくい読みかただ。
これはわれわれが外国語といえば英語で慣らされてきたせいなのかも知れないが、とにかくフランス語には発音しないというのが多くて閉口する。

例えばLe Mans(ルマン)のsは発音しないし、Renault(ルノー)の最後のtも発音しない。
Sport(スポール)のtだって無視をする。
読まないなら書くなよ! と泣き言を言いたくなるくらいだ。

ドライバーのAlliotは「アリオー」でtは読まない。Grouillardは「グルイヤール」でdも読まず。Arnouxは「アルヌー」でxには知らん顔。

そのくせ、Comasを「コマ」と表記したら「これはコマス」だと指摘される。Panisも「パニ」ではなくて「パニス」だというのだから、ほんとに始末悪い。
Paris(パリ)の最後のsは無視しただろうが……。

Air France(エール・フランス)などは、もう一般的だから間違えないが、これだって英語ならエア・フランスだろう。ほんとうにフランス語は読みづらい。

例えばこんなの、読めますか?
『TOILETTE』
え、トイレット? ブブー
それは英語の『TOILET』。


海外土産にもらった香水に『EAU DE TOILETTE』と書いてあったので、てっきり消臭剤かと思ってトイレに置いていた

  
なんていう実話の笑い話があるけれど。
これが香水で「オード・トワレ」だなんて、普通英語の感覚では読めないよね。
なんだよお、最後の『TE』はどこ行ったんだい?

|

« 中村俊輔 結婚おめでとう | トップページ | ナショナルカラーの話 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

かなり昔ですが、友達からこんな話聞きました。
男A「彼女からなんか高そうな洋服もらったんだ」
男B「へ~なんちゅーブランドなの?」
男A「バリバリとか言うやつ」
男B「・・・。」

BURBERRYですね。フランス語じゃ無いけどまぁ仕方ないのか!?

投稿: com | 2004.02.20 18:47

そりゃピーさんもよくご存知のように、自国至上主義のフランス、F1だろうがサッカーW杯だろうが、自分達の都合の良いように規則変えて平然とする奴らですから、こっちが文句言っても始まらないっすよ。
一応、読み方には規則あるみたいですけどね。
最後に子音がくる場合、その前が子音なら最後の子音は発音しない、とか。モロモロ(詳しくはフランス語ペラペラの人に訊いてちょーだい)

それよりも、フランス人って70以上の数は数えられないんですよーーーー。
70は60+10って言うし、80は20の4倍って言うし、90は20の4倍+10って言う。
ヨケイワカラン!!

投稿: まりあ | 2004.02.20 20:51

ありゃ、読み方には規則があるんですか。
すみません、無知で。
よおーし、ちゃんとルールがあるのなら、難解なフランス語の読みをちゃんと勉強して征服してやるぞお~☆

という意欲はない。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.02.21 07:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「TOILETTE」の話:

« 中村俊輔 結婚おめでとう | トップページ | ナショナルカラーの話 »