「モー、ケッコー」と言われても
鳥インフルエンザ発生を隠蔽したと非難されている京都の「浅田農産船井農場」が、養鶏場を閉鎖すると表明しているそうだ。
京都府丹波町の養鶏場「浅田農産船井農場」で発生した鳥インフルエンザ問題で、府の麻生純副知事と同町の横山義雄町長は1日、同社の浅田秀明社長から、船井農場での養鶏はこれ以上続けないことと、跡地は転売しないことを約束した書類が府や町に提出されたことを明らかにした。
加えて、山田啓二京都府知事は陸上自衛隊に対して作業応援の派遣を要請しているのだとか。
これはそんな大規模の『災害』なのか、と疑問も感じないでもないが、こういう時期だから陸上自衛隊だって要請されれば断りにくいだろうな。
ところでこの「養鶏場を閉鎖する」というニュースを聞いて、なんだか以前のハンセン病元患者の宿泊を拒否したあの「アイレディース宮殿黒川温泉ホテル」のことを思い出してしまった。
ここも世間から総スカンを喰らった挙げ句、結局「それならホテルを廃業してやる。これなら文句ないだろ」との、いわば『暴挙』に出たよね。
この「黒川温泉ホテル」も実は大きな化粧品会社の経営で、閉鎖しても何の痛手もないケースだったし、今回の浅田農産という大会社も、例えこの船井農場閉鎖したとしても兵庫や岡山などでまだ5つも養鶏農場を経営しているのだとか。
ふーん、そういうのでも社会に対する正しい責任の取り方と言えるんだろか。
そういえば、この件で記者会見した坂口力厚生大臣が、「もう、結構だ」と言って記者たちを笑わせていた。
そりゃ『牛のBSE問題』の次が『鳥インフルエンザ』だから、「モー、ケッコー」は大臣としては面白いギャグだけど、それより坂口大臣にはその髪型をなんとかして欲しいぞい。
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コメント
大変手馴れたHPで感心しています。
小生のHP(bon)をご覧いただきありがとうございました。
ご指摘の通り、ザンビアはジンバブヘの隣国なのです。ジンバブは行かれたのですか?首都はハラレで、ここから長距離バスでルサカ(ザンビアへ入国する人達も多いそうです。海外旅行(それも殆どが一人旅)が好きでいままで各国を訪ねましたが、この南部アフリカは異質でした。人間が癒されるというか、何か落ちつかせてくれる感じがして止みませんでした。特に、このバングウエル湖(サンフィア)は本当に格別でした。機会があれば、是非訪ねて見て下さい。
投稿: bon | 2004.03.04 14:56
BONさん
コメントありがとうございます。
すべて一人旅なんですか、すごいですね。
こちらはそんな度胸も語学力もなく、もっぱら格安ツアーでのものでしかありません。
ジンバブエへは、やはりビクトリアの滝が目当てで、98年に南アフリカと合わせ行きました。カバやワニが泳いでいるザンベジ河のクルーズはとても印象に残っています。
また、手配されたホテルが突然工事で宿泊できなくなったため、あのエリザベス女王もお泊まりになったという有名なビクトリア・フォールズ・ホテルに宿泊が変更になるという幸運に恵まれました。
元イギリス領だったこの国の、期待に違わぬ由緒あるホテル内部はどこもかしこも長い伝統を感じさせる、それは立派なものでした。装飾あふれる広い部屋にデンと置かれたいわゆる本物のバスタブなど、まるで中世のお姫さま気分を感じさせてくれるものでしたよ。
あ もちろん僕は男ですけどね。
それにしてもバングウエル湖は感動的。機会があればザンビアもぜひ訪れてみたいものですが、安いツアーなんてなさそ……。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.03.04 16:01