飛鳥の都の石畳
奈良県明日香村の「飛鳥京跡」で、天皇の儀式の場と思われる石敷き遺構が見つかったというニュースが報じられている。
飛鳥時代の宮殿跡と推定される奈良県明日香村の「飛鳥京跡(きょうせき)」中心部で、7世紀中ごろ~末の後(のちの)飛鳥岡本(おかもとの)宮と飛鳥浄御原(きよみはらの)宮にあたる層から、大型の掘っ立て柱建物と池状遺構、ほぼ完全な石敷き遺構が見つかった。
誰かが一つ石器を埋め込んだだけで、何万年も歴史が書き換えられてしまう石器時代と違って、この頃の歴史はいろいろ興味深い儀式の様式なども推定されていて興味深いね。
ところでこの『飛鳥』(あすか)って、普通読める?
もちろん『飛』が(あ)なり(あす)ではないし、『鳥』が(か)だったり(すか)である訳ではない。
この『飛鳥』で無理矢理(あすか)と読ませてしまう、変わった言葉だ。
奈良の飛鳥が際だって有名だが、同じ地名は青森や岩手にもあるし、また東京にも飛鳥山なんていうのがある。
実はこれは、歌に使う『枕詞』の一部分だけが残って使われているものだそうな。
たとえばこの『飛鳥』(あすか)は『飛ぶ鳥のあすか……』の下の部分の読みだけが残って、本来の漢字に当てはめたもの。
『春日』(かすが)なら、『春の日のかすがの……』からできた言葉。
同様に人名にもある『日下』(くさか)は『日の下のくさかに……』という枕詞が元になっているのだそうだ。
なあーんだ。
どうりでわかったぞい。
それじゃ、これまで悩んでいた、僕の好きな岡村孝子さんがいったい『あみん』の『あ』なのか、はたまた『みん』なのか、いくら考えても分かる筈なかったんだ。
二人一緒で『あみん』だったのね。
はあ、これですっきりしたぞ。
え 前から知ってた?
これはアミン元大統領だ
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