福田官房長官は『息子』だから..
イラクで起きた日本人人質事件は、すでにいろいろなところで語られている。
ことは人命に関わるものだけに、いまのところ表だって3人の人への非難は見あたらないが、「自己責任」、「プロ市民」などという言葉が散見しているところをみると、自ずと方向は見えてくるのではないか。
問題は日本政府の対応だ。
国際的な見地からいえば、もちろんテロリストの要求を呑むことなど考えられない。
なぜなら、ダッカで起きた日本赤軍による日航機ハイジャック事件で、日本は国際的に酷い目に遭っているからだ。
当時の首相は「人命は地球より重い」として、約16億円とも言われる身代金の支払いに加え、服役中の政治犯の釈放まで「超・法規的措置」として呑んでしまった。
その結果、日本は国際的に大きな信頼を失墜したことは長く歴史の教訓になっている。
だから、いまふたたび同じことを繰り返すことは到底考えられないだろう。
福田官房長官が「自衛隊の撤退は考えられない」と言ったのは当然のこと。
30年近く前、「超・法規的措置」を取って日本を国際的に窮地に陥れたのは、あなたのお父さんだったんだものね。
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