「わたしが泣くとき」
昨日、図書館に行ったのだが残念ながら黒木瞳さんの『夫の浮わ気』はみつからなかった。
そこで、もっと早い時期に書かれたと思われる、同じ黒木さんの書いた『わたしが泣くとき』という本を借りてきた。
まだ3分の一ほどしか読んでいないけれど、やっぱりあれだけの女優さんのことだから、いろいろあったんだねえ。
これまでは宝塚出身ということくらいしか知識がなかったけれど、あの大先輩である大地真央さんの相手役を務め、そして一緒に退団したんだってね。
大の親友だったひとを御巣鷹山の日航機事故で失ったり、いろいろなことを経験してる。
宝塚退団後、まだ仕事がなくて苦労していた時期にはこんな一文もあった。
一人暮らしが淋しかったよ
車の中で食べたチーズバーガーはほんとうは冷たかったよ
仕事がなくて辛かったよ
東京は広いよ。芝居がうまくできないよ
渋谷で知らない人に声をかけられて、ホステスにならないかって誘惑されたよ
水道の水が臭くて飲めないよ
お母さん、飲めないよ
華やかなところしか見えないけれど、つらいこともあったんだねえ。
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コメント
私、大地真央さんと黒木瞳さんの宝塚の舞台を観た事があるのですが、黒木瞳さんは舞台ではあまり目立たなかったです。
圧倒的に大地真央さんが光り輝いていたからでしょうけど、
黒木さんはTVとか映画向きですね。転向して華がさいた感じ。
あの品の良さというのは本人も常に心がけていると
TVで話していたのを聞いた事があります。
私も真似したいけど、無理ねぇ~。メイリさんに託そう…
投稿: ぶんぶん | 2004.05.04 09:52
すごいな、ぶんぶんさん
宝塚の舞台を実際に見られたんですね。
僕なんか、宝塚遊園地しか知らん。
2人が共演した時は、大地真央さんが宝塚10年生、黒木瞳さんは2年生ということで、圧倒的に立場には差があったようですね。
また男役と娘役ということもあったでしょうね、宝塚だから。
で、メイリさんに品の良い所を託すとか……(´_`)
ぶんぶんさん、も一度顔を洗って出直してね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.05.04 10:08
オーッホッホッホ(^0^*!
(ウッホウッホじゃありませんわよっ)
確かに引き受けましたわ>ぶんぶんさん。
品の良さですわね、え~と品・・・って・・。
ほらほら、にじみ出ているでしょー。。(~_~;A
投稿: メイリ | 2004.05.04 15:27