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台湾、高速道路で離着陸訓練

中国が台湾に対し人民解放軍の軍事演習を行うのに伴い、ふたたび中台間に緊張が高まっているが、台湾も今朝、26年ぶりに高速道路を使った戦闘機の離着陸訓練を行ったそうだ。

知られているように、韓国や台湾ではいざ戦時状態になった時、飛行場が爆破されるケースを想定して高速道路の一部が滑走路に転用できるようにしている。

台湾には計5か所そうした場所が設けられているというが、今回使用された中山高速道路は台湾第2の都市・高雄に向かう重要な幹線道路だ。

自分が行ったとき、格安ツアーの常とて、強行軍のスケジュールでほとんどの人がバスの中寝ていたが、地図と見比べながら、僕はその場所を胸をときめかして確認した。
そこはほんとうに真っ直ぐで、上下合わせて6車線分あり、移動式の中央分離帯しか置いていない。
なるほど、いざという時には滑走路になる訳だ。

しかしほんとうに戦争になったなら、飛行場はもちろんのこと、ここだって攻撃の目標になるのは間違いない。
周囲は街中で、決して原野のまっただ中などではないのだ。
近くに住んでいる人たちは、いったいどんな気持ちでこの演習を見つめたのだろう。

台湾は決して遠い国ではない。
石垣島のすぐ先だ。
もし、石垣島の砂浜で遠くに停泊している貨物船が見られたなら、それはきっとこの島を経由して中国本土と台湾間の物資を運んでいる船だ。

中国本土と台湾は目と鼻の距離だが、直接中台間を結べない。
そこで止むなくこうして第3国を経由している。
石垣島は、緊張した東アジアのバランスを支えている一つの重要な拠点なのだ。

すっかり平和呆けしてしまった今の日本。
お隣の国では若者が徴兵制度で軍隊に行き、戦争を想定してこうした訓練が行われているということにももっと思いを馳せて欲しい。


(今回、オチはありません)

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