『加油!』(がんばれ!)
以前、ワイナピチュ峰から下る時、すれ違った外国人グループに「ファイト!」と声を掛けたらガイドさんにたしなめられたことがある。
「『頑張れ』というつもりで英語で 『Fight!』と言うと、『戦え!』という意味になってしまうから、あまり良くないですよ」と。
アテネ・オリンピックでは、4年後の北京五輪を控え、中国選手の活躍が目立っている。
その『がんばれ!』を、中国語では『加油!』というのだそうだ。
ふむ、「油を加える」って、含蓄のある言葉だね。
子供の頃、調子の悪くなった自転車を自転車屋さんに持って行くと、あちこち油を差してくれてとても快調になったものだ。
そういう意味があるのかも知れないし、また「新しい油でエネルギーを燃やせ」という意味なのかも知れない。
いずれにしても、いい言葉だよね。
どうだい、たった2文字でこれだけ意味が深い。
やっぱり漢字文化はたいしたものじゃないか。
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コメント
へぇへぇ、ひとつ物知りになりました。面白いですね。ネタにして調べると じゃあよう とか ちゃあよう と 読むようです。そうそう ガソリンスタンドは加油駅なんだって。
投稿: 惑 | 2004.08.21 22:45
惑さん
ふーん、ガソリンスタンドは「加油駅」なんですか。
まるでそのままやん!
そういえば以前、ミニスカートのマスコットガールで競ったりするのが流行ったけれど、最近のスタンドは全然色気がないなあ。
つまらん。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.08.22 10:38