そこまで「地の利」かい?
何度も書くが、書かざるを得ない。
重慶から済南に移っても、日本代表の試合には反日感情がスタジアム中を埋めていたね。
ほとんど接触などしていないのに、ボールを奪いにきた選手をひじで振り払ったとして遠藤選手がファウルを取られてレッドカード退場になったのは、明らかに会場の雰囲気に主審が呑まれた結果だろう。
日本が勝って試合が終わると、ゴミがピッチに投げつけられたそうだ。
さてまだ実際の試合は見ていないけれど、その後に行われた中国対イランでもイラン選手が退場になって10人で戦ったのだという。
しかたない、こちらはほんとうのアウェイだものね。
しかしこれまでのスケジュール、イランの場合はさらに悲壮だ。
まず会場が重慶から始まって済南へ、そして昨日の試合はさらに北京へと移動の連続。
移動と言ったって、広い広い中国のこと。日本国内の移動とは訳が違う。
だからジーコ監督はもあれだけ反日感情があってもそのまま重慶で試合がしたいと言っていたんだね。
さてそのイランチーム。
昨日の中国戦は中2日の試合で、その前の韓国戦だって中2日の強行スケジュールだ。
次々とこれだけ移動しながら、サッカーの試合で中2日の連続というのは超ハード。
一方、主催国である中国は、昨日のイラン戦が中3日、その前のイラク戦に至っては中4日のインターバルで、しかも最初からずっと会場は北京で移動もないときた。
いくら地元の利とはいってもなあ……
日本開催じゃ、ここまで露骨にはできないだろう。
北京五輪じゃこうはいかないぞ。
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