いいぞ、最後のメダリスト
日本勢の活躍が目立った今回のアテネ五輪最後のメダリストは、レスリング男子60キロ級の井上謙二(自衛隊)だった。
メダルの色はブロンズだったけれど、その笑顔がとりわけさわやかだった。
短い五輪期間だったけれど、やっぱり最後のメダリストには笑顔でいて欲しいよね。
なんでもオリンピック前に「彼女と多摩川を散歩中に、四つ葉のクローバーをみつけたので、きっといいことがあると思っていた」そうだ。
で、いまそのクローバーは額に入れて彼女の部屋に飾ってあるとか。
いいねえ。青春だ。
最後まで攻めの姿勢で戦い続けて銅メダルを決めた試合の直後、彼が胸の日の丸を誇示していたのがとりわけ印象的だった。
日本の代表として戦ったその強さを、世界に示したかったんだと。
思えば、サッカーの日本代表選手にこういう意識があったのだろうか。
若いけれど彼らは全員がプロ。
あくまで将来の自分自身のために代表チームで戦っているのであって、アマレスの井上選手のように、国のために戦ったなんていう意識はないんだろうな。
でなければ、国旗掲揚・国歌斉唱の時に、知らぬ顔をしている訳がない。
ちゃんと胸に手を当てて、国歌を口ずさんでいるのが、五輪代表なら闘莉王選手、フル代表なら三都主選手。
いずれも日本に帰化した人間じゃん。
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