北穂大キレット紀行0
今回の北アルプス登山では、予定と違ってハチャメチャなモブログになってしまったにもかかわらず、多くのかたに声援をいただきほんとうに感謝しています。
事前の情報では、上高地及び稜線では(DoCoMoなら)携帯電話はつながるということだったので、高地での眺望や足下の高山植物、それに見掛けた鳥や生きものなど3,000mでの『一大モブログ紀行』を展開するつもりだったのですが、予想に反し、まず最初の北穂高岳山頂からしてココログにつながらないというアクシデントに遭遇してしまいました。
携帯電話がつながるということとi-Modeが使えるということとは違うんだ、ということを初めて認識させられたものでした。
送信するまでは、ちゃんとi-Modeマークは表示しているのに、いざ画像を送信しようとすると画面からマークは消え、さんざん時間が掛かった末に反応がなくなってしまうのです。
ココログ自体が確認できないので、送信結果がうまくいったかどうかわからない。
そうこうしているうちに、やがて送信不能のメッセージが表示される、という繰り返しでした。
ほんとうに残念っ。
ということで現地からはできませんでしたが、(ごく一部から!!)ありがたいリクエストもありましたので、ボチボチと撮影画像をまとめながら、現地でアップできなかったものをいくつかご紹介していこうと思います。
山の素晴らしさがいくらかでも感じ取ってもらえれば幸いです。
まず第1弾は北穂高岳の『雷鳥親子』。(クリックすると拡大します)
○印と矢印が登攀ルートなので、まさにわれわれのルートを邪魔してる。(>_<)
冬は羽根が白色。
夏場は茶色になるのですが、これはまだその過渡期のようですね。
もう夏は終わりだというのに……。
2羽いるのがわかりますか?
大キレット紀行はこちら。
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コメント
にわにはにはにはとりがゐる。じゃなくて雷鳥、2羽見えます。
ほんとにルートのど真ん中に。
雷鳥が見られたなんてラッキーですね。
乗鞍に行った時、運がよければ見られると言われたけど
私はアンラッキーでした。
投稿: ふにゅ | 2004.09.19 15:44
おおっ、この写真一枚を見た途端に高校時代に読んだ井上靖の「氷壁」を思い出しました。ザイル一本に命を預けてみたいな状況を・・。ふ~む。好感度UPだなぁ(笑)。
投稿: 惑 | 2004.09.19 17:00
ふにゅさん
僕は北岳(富士山に次ぐ日本第2位の山)に登った時、いわひばりを雷鳥だと思ってフィルム2本も使い切ったお馬鹿です。
全然、格好が違うのにね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.09.19 17:53
おおっ、惑さんは「氷壁」をご存じですか。
初めて涸沢に行ったとき横尾経由でなく慶應尾根を越えて行ったので、あの事件の慰霊碑を見ました。
あの小説の主人公・魚津は、最後は冬の瀧谷で雪崩に遭遇して遭難してしまうんですよね。
瀧谷は、今回通過した大キレットの左手にあるhttp://homepage2.nifty.com/CATTLEYA/pics/takidani01.jpg">これです。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.09.19 18:11
瀧谷の写真、すごいっすねぇ。うん凄い! この壁登ったこともあるんですか?
投稿: 惑 | 2004.09.23 01:14
いえいえ惑さん
この瀧谷はザイルやハーケン、カラビナ、ヘルメットを装着した本格クライマーだけの世界です。
パートナーがいないと駄目ですし、僕にとってもさすがに憧れの対象でしかありません。
ま、パートナーがいたって無理だけど……ね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.09.23 08:53