遭難保険のこと
自分のような個人登山者にとって、気掛かりなのは遭難時の救助費用。
一説では、ヘリコプター一飛びで50万円なんて言われているのだ。
自分が死ぬのは勝手だけれど、後々家族に迷惑を掛けたのでは申し訳ないからね。
もちろん一般の傷害保険などでは登山のような危険行為は免責になっているので、そのため登山専用の保険に加入しておかなくてはならない訳だ。
しかし山岳会など団体単位では引き受けてくれる保険があったものの、昔は個人単位で入れるようなものがなかった。
そんな時、たまたま専門誌で東京都山岳連盟が個人会員用の山岳共済制度というものを導入したことを知った。
これで個人でも安心して山に行けるようになったのだが、それでも連盟の会費諸々と合わせれば年間で2万円近い出費。
1年に1回ほどの山行きでは、これはかなりエクスペンシブというものだ。
そのため、膝を痛めてからは退会手続きを取ってしまっていたので今回はこの保険加入が重要な課題となっていた。
で、いろいろ調べたところ、今回のように上高地を出発地として北アルプスを登山するのであれば、実にお得な保険が新たに用意されたことを知った。
それが、このアルピコグループ(長野電鉄)が設定してくれた『上高地山岳保険』というもの。
これで7日間まで、たったの1,000円ですべてカバーしてくれるのだ。
ヘリコプターなど、救援者費用はこれでトータル300万円まで出る。
前述の山岳共済制度が50万円までだったことを考えれば、これは心強い!
でもな、ヘリコプターが何機も来ても、乗れるのは一機しか無理だよな……。
あ ちなみにここのバスって、高速道路本線上でバックして物議を醸した所であります。
(´_`)
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コメント
ピーさん、お帰りなさい!
旅行記楽しく拝読させて頂いています(^_^)。
TBしましたが、この記事で数珠少女を失神させてしまったのが、ここのガイドさんです(笑)。おまけに彼女は上高地初仕事だったとか…。やってくれます。
新島々から先を独占的に牛耳るこのグループ。地元では相当強力なんでしょうね。1,000円でも充分元が取れそうです。
投稿: まりあ | 2004.09.20 19:40
まりあさん
いろいろとコメントありがとうございました。
田代池あたりで引率している女性を見掛けると、思わずまりあさんのことを思い出してしまいましたよ。
なるほどここのトンネルは超長いし、岩肌剥き出しで独特の雰囲気があるから、怪談はかなり効いたでしょうね。
あ 帝国ホテルのチョコレートケーキは品切れでした。
残念っ。
(=^^=)
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.09.20 20:02