大キレット紀行
いよいよ今回のメインイベント『大キレット』のご紹介。
このコースに近い南岳小屋のサイトにも紹介されているように、難所だけれど天気が良ければ大丈夫。
今回は幸い抜群の快晴に恵まれたので、ほんとうにラッキーだった。
とはいえ、さすがにこの看板の文句には緊張させられる。
もっとも、僕は北穂側から入ったので、この看板を見たのはもう大キレット通過後のこと。
(^_^)v
出発した北穂小屋。
小説「氷壁」で有名な岸壁・瀧谷の上に乗っている。
コースは稜線を辿るので、だいたいずっとこんな感じ。
リュックのバランスを崩して滑りさえしなければ大丈夫。
(クサリにも頼らず、この人は上手だね)
中央の岩稜から、右手奥のほうへとZ字形に進んでいく。
真ん中手前辺りに青いリュックの先行者が小さく見える。
このように下りはかなり急。
この人はちょっとへっぴり腰?
落ちたらあかんぜよ。
右手奥にも登山者が見える。
最大の難所は過ぎたので岩に腰掛けて一休み。
もしもお尻滑らせたら、一気に1,000mは下るかな。
ばんざ~い! やっと南岳のゴールへ到達。
天気がいいので全コースが見渡せる。難しいのは奥の部分。
出発した北穂小屋は左上矢印の辺り。
ちなみにキレットとは切れっ処(切戸)とも書かれ、山と山の間が鋭く切れ落ちた所。
日本の『三大キレット』とは、今回の「大キレット(北穂高から南岳)」、「不帰(かえらずの)キレット(唐松岳不帰の嶮)」、そして「八峰キレット(鹿島槍から五竜岳)」の三つ。
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コメント
うわ~っ、これ本当にピーちゃんさんが登ったんですか?
道なんてないじゃないの。こわっ!
ピーちゃんさんが急にかっこよく見えてきた(^^)
投稿: ぶんぶん | 2004.09.24 10:25
ぶんぶんさん
ちっちっ
娘さん、山男に惚れちゃいけね~ぜ。
なんてね。(>_<)
3,000mだと、だいたい酸素が平地の3分の2。
日頃の不摂生がたたり、ほんとはぜいぜい言いながら歩いているんですから。
現場を見たら全然かっこよくない。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.09.24 11:30
いやぁなるほど難所というのがよくわかりました。ところでアルペン踊り踊りましたか?
アルプス一万尺、小槍の上でアルペン踊りを踊りましょ!(ヘイ!)4番は 命をかけて 恋したものをなぜに冷たい岩の肌 (ヘイ!)6番は 槍や穂高はかくれて見えぬ見えぬあたりが槍穂高 (ヘイ!)なんですって。納得の歌詞ですか?
投稿: 惑 | 2004.09.24 23:03
惑さん
山小屋のビデオで、スマップの草薙クンと稲垣クンだったかな、槍ケ岳の頂上に登って「アルペン踊り」を踊るという番組を見ました。
でも、歌詞にあるように、これは本来「小槍」。
いわゆる槍ケ岳の頂上は「大槍」で、場所が違うんですよね。
小槍からだったら、たしかに穂高は見えないでしょう。
その小槍は、われわれの通常のルートからは裏側になるので、僕もまだ実際に見たことはありません。
(大槍に登った時はすごい霧だったので)
通常は西鎌尾根からということになるのでしょうが、いつか行ってみたい所ですね。
ほんとに小槍に登れたら、「アルペン踊り」必ず踊りますよ。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2004.09.25 07:59