小泉内閣の早慶戦
新しい閣僚名簿というものをみると、どうも出身大学の欄に目が行ってしまう。
いつの時代でも、東大出身者が多いのは間違いのないところ。
やっぱり政治家って、頭いいんだな。
もっともこれには前身が官僚だったという人が多いということもあるかも知れない。
で、僕の興味は閣僚の早慶戦。
小泉首相自身は慶大出身で、そのため閣僚の起用には慶大出身者が多いと言われてきた。
事実、2001年の当初内閣では、石原伸晃氏や塩川正十郎氏など、慶大が4人。
一方、早大出身は田中真紀子氏や福田康夫氏ら3人に留まった。
いつの内閣も早大のほうが多かったことを考えると、この逆転は印象的だった。
2003年には、この傾向はさらに顕著になっている。
この改造で、慶大出身の大臣は実に6人に。
ところが早大出身大臣は福田康夫氏だけ、ただの一人になってしまったのだ。
で、今回発表された新しい内閣。
東大出身者がまた増えて、慶大出身者は総理の他には伊藤達也氏だけで2人に激減。
おいおい……と思ったら、なんと早大出身者はついに皆無になってしまったではないか。
早大出身大臣が0なんて、超・珍しいことなのではないか。
結論。
小泉純一郎氏は、きっと学生時代に早慶戦で痛い目にあわされていて、その仕返しを今になってやっているのだ。
うーん……
間違いないっ。
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コメント
TBありがとうございます。早大出身の閣僚がいないのは珍しい気がしますね。
投稿: 泥舟 | 2004.09.28 22:12