ODA、今年で50年
日本のODA(途上国援助)が今年で50周年を迎えたそうだ。
この50年間で185の国・地域に累計2210億ドル(現行レートで約24.3兆円というのだからすごい金額だ。
南米チチカカ湖の『ウロス島』に行った時、なんとこの小さな浮島の家にはテレビがあって驚いた。
だってあの大きな湖の上。電線なんてもちろんないのだから。
不思議に思って聞いてみたら、各家に太陽電池パネルが設置されているんだね。
ガイドさんによれば、これが日本のODAによる資金で、当時のフジモリ大統領が行なったものなんだと。
こういうのはいいよね。
台湾向けミサイルなど軍事費や、さらにその国からアジアやアフリカへの経済援助に使われてしまうどこかの大国への巨額ODAに比べれば……。
あ また言っちゃった。(>_<)
ただし昔からこのODA支出には、あの鈴木宗男元議員の例を出すまでもなく、とりわけ外務省に絡む政治家に不穏な噂がつきまとっていた。
そこをクリアなものにするために、川口順子前外務大臣が「外部の血を」ということで前回、外務省の反対を押し切って当時の通産省から古田肇氏をODA担当の経済協力局長に起用したのに、その古田氏が辞任したあとの後任はまた元の外務官僚なんだって。(~_~;;
その古田氏は岐阜県知事選に出るため辞任したのだけれど、それも自民党ではなく野党の民主党公認で、というのだから皮肉なものだ。
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