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地震の前兆

今回の新潟県中越地震で大きな被害に見舞われた小千谷市では、地震の前兆なるものが捉えられていたんだという。

ま こうして後から言うのはいつも誉められたことじゃないのだけれど、その人によれば地震の前に「モグラがたくさん動いていた」ということだ。
モグラはもちろん普段土の中にいる訳で、確かにある意味納得できる話ではある。

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さて、江戸時代末期の横浜に、高島嘉右衛門という人がいた。
江戸京橋の材木商遠州屋嘉兵衛の長男として生まれた嘉右衛門(幼名:清三郎)は、1855年(安政2年)に江戸を襲った安政の大地震を独自の易によって予知、材木の取引で多大な利益をあげたんだそうだ。

新宿で他人の不幸を占っている人たちも、ぜひともこうした災害の回避のためにその能力を駆使して欲しいものだな。

しかしその後、嘉右衛門は小判の密売事件に関わったとして投獄される。
その間にさらに易学を極め、独自の易断を完成させたのだということだ。
誰でも知ってる『高島易断』はこの人が創立したものなんだよね。

その後も慶應義塾に並ぶ高島学校を設立して教育事業に尽力したり、実業家としては「横浜瓦斯局」を設立(あの馬車道のガス灯はこの人の功績ね)、日本初の洋式ホテル「高島屋」(いまある同名のデパートとは違うが)も開業させたりした。
不可能とされた東海道鐵道敷設のための横浜の埋め立て事業では、私財を投げ打ってみごと完成させたんだけれど、その功績で嘉右衛門は民間人としては初めて明治天皇への拝謁が許されたんだね。

横浜駅の隣『高島町』という駅の名前は、実はこの人の名前を取った所なんだもの、すごいや。
僕もこんな占いができて、人類の幸福に貢献できたらいいと思うけど、でも奥さんの怒りの矛先も見えないんじゃ、やっぱり無理ね。(~_~;;

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