雪の重みで潰れた?
新潟県小千谷市の旅館で、浴場の屋根が積雪の重みで崩落して2人が死亡したんだそうだ。
もちろんその遠因には地震の影響があったんだろう。
ところが、新聞なんかの報道では「屋根の上の約1.5メートルの雪の重みで潰れた」なんて書いてあるけれど、どうやら単純にそういうことではないみたいね。
元々の浴場の屋根の雪は約80センチ。
そこに母屋の屋根に積もっていた約70センチの雪が一気に滑り落ちて浴場の上に落ち、その衝撃で崩れてしまったんだね。
母屋の屋根には例によって青いシートがかぶせてあったというのだから、雪が滑り落ちやすいのは当然だった。
しかし、この旅館は無料で浴場を地元の人に提供していたんだとか。
せっかくの恩が仇になってしまったようで、可哀想。
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