井戸塀政治家
昔、『井戸塀』といったら政治家のことを意味したものだ。
政治活動で私財を使い果たし、あとには井戸と塀しか残らなかったから、という。
現代では逆のケースもあるらしいが、政治家たるもの、私利や自己の名誉を優先させたりしてはいけないという教えだったのだろう。
ところがいまの国土交通大臣。ちょっとまずいんじゃないか。
なんでも課題の成田空港2本目の滑走路を延長する問題で、もともとの計画である南側への延伸とは逆の結論を出して成田国際空港会社に通達したんだそうだ。
国土交通大臣、いくら自分の名前が北側だからって、それで北側にしたなんて、ずりいぞ。
井戸や塀ばかりでなく、名前も残そうという魂胆だな。
| 固定リンク
コメント