火を噴いたホンダ・エンジン
初優勝かと期待された(ほんとはそうでもなかったけど)ジェンソン・バトン選手の初優勝は、やっぱりならなかったね。
あともう少しで5位チェッカーというところで突然火を噴くんだもの、直後にいたフィジケーラ選手もさぞビックリしたことだろう。
やっぱりエンジンは限界だったのね。
それにしてはスーパー・アグリのほうにエンジントラブルがまったくないのは、やはりこっちのチームでは限界まで使っていないということか。
(回転数を抑えてなるべく周回するように指示があるのか?)
それにしても、ゴールライン直前にマシンを止めたのには驚いた。
チームが進歩したということだね。
あのまま惰性でゴールすれば6位はなれて、数ポイントは稼げたんだろうけれど、あえてゴール直前に止めて次戦エンジン交換によるグリッド10番降格のペナルティを避けたんだね。
このレースでもらえる数ポイントより、次のサンマリノGPで優勝を狙ったほうがいまのホンダとしては賢いものね。
そういう判断が瞬時にできるようになったということが、おじさんはうれしいよ。
そうさ、司令塔が賢くなければ、決してレースは勝てないものな。
えらいぞ、ホンダ。
トヨタの3位表彰台はそれなりに価値あるけれど、ホンダのこの決断には感動したぞ。
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