インチキするガキ
バスの中では添乗員さんによるジャンケン大会があった。
引き分けジャンケンとかいうやつで、添乗員さんと同じのを出した者だけが生き残れるというルール。
「ちゃんと見てますからね~」
と言って始めたものの、あの長いバスの中で48人ものジャンケンをすべて把握するのは無理なこと。
案の定、僕ら(一番後ろだった)の目の前の席のガキ(小6とか言ってた)がインチキをやっている。
ジャンケンを出した時には負けていた癖に、それをそお~っと直してしまうんだよね。
右側の席に兄弟で並んで座り、親は二人で左側の席なものだから親も添乗員さんもインチキに気がつかない。
3回くらいインチキを繰り返した結果、ベスト8くらいに残ったらやっと親が気がついた。
「何よ、あんた負けてるじゃないの」と、一喝。
それで事が済めばなんということはなかったんだけど、次のジャンケンで一気に生き残りがいなくなってしまったので、その前の時点に戻っての敗者復活戦。
そしたらなんと、このガキがうまく賞品をせしめてしまったんだよね。
世の中、不条理だよなあ。
もっとも、こんなガキは将来ろくな大人にならないだろうが。
そうそう、駐車場でおじさんが怒ってた。
「バスケットの選手がバス蹴っとる」
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コメント
岐阜県の場合は 良いお歳の人達がお手本を・・・
投稿: 吉田@岐阜 | 2006.09.21 08:48