『ヘッデン』の話
日帰りといえど、万一に備えて山歩きに必ず携行すべきなのが電灯。
もし何かのトラブルに遭い夕暮れてしまったなら、山の日没は恐ろしいほど早い。
そんな時に照明がなかったら、自身身動きが取れないし、救助に対して合図も出来ないものね。
ましてや今回のような坑道探検なら必需品だ。
電灯といってももちろん懐中電灯では手が使えないから、頭に装着するヘッドランプというヤツになる。
これまでだったらナショナルのものが定番で、なにしろ丈夫・安心・安価の三拍子が揃った人気商品だった。(黄色が多かったので通称:ヒヨコ)
ところが最近では流行りのLEDを使ったものが出てきて、これがまた明るいし小さくて軽い、そして何より電池の消耗が著しく少ないので助かる。
ところでこのヘッドランプ、関東は一般にヘッデンと言うけれど、関西ではヘドランと言うらしい。
ヘドランはもちろんヘッドランプの略だろうが、ヘッデンて?
カタログにもそう出ていたし、長い間商品名か何かなんだと思っていた。
ところがそれに見合うスペルなんて見たことがない。
どうやらこれって、ヘッド電気の略でヘッデンなんだね。
ださ。
写真左が従来のもので約250グラム。
右が新しいLEDのもので約110グラムしかない。
山で、この重さの違いは大きい。
おまけに明るさの違いも歴然でしょ。
僕も照明持っていること証明しなくっちゃね。
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コメント
ヘッズアップライト HeadsUP lite
と言う名前の品物のようで、ヘッデンはヘッズ電灯の省略という説もあるようですよ。LEDになって軽くなったのと、同じ電池で使える時間も伸びたんでしょうねえ。関東と関西で用語が違うというのは面白いですね。登り方やルートの設定も関東風と関西風があるんでしょうか?ヘドランと一緒にポンペイなんていうことばも見つけましたがチンプンカンプンです。あのhttp://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fexec%2Fobidos%2FASIN%2F4091875718%2F&tag=wakuwakudiary-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211">「岳」という山岳漫画http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=wakuwakudiary-22&l=ur2&o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />は結構濃いから関東派ですかね?
投稿: 惑 | 2006.12.29 20:37
へ
ライトは「light」じゃなくて「lite」なの?
余計わからなくなった。
?(゚_。)?(。_゚)?
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2006.12.30 05:29
LITEはlightの略語として一般的に使われているようです。発音が同じでスペルが短い略語というものはいろいろあるようです。
ちなみに一番最初にLITEという略語を使ったのはミラー・ライトというビール屋さんだそうです。最近流行の任天堂DS Liteも、lightの省略形のliteのようです。歳の瀬の忙しい時についつい調べてしまいました(笑)。良いお年を!
投稿: 惑 | 2006.12.30 10:15
ありゃ、お忙しいのにすみません。
「light」が「lite」なんですか。
元の言葉には「e」なんか、ないのにね。
じゃ、この場合の「light」は照明のほうのじゃなくて、軽いほうの「light」なのね。
難しいものだ。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2006.12.30 11:31