鹿の死か
今回探検した玄倉川沿いの渓谷では、しばしば鹿の屍(しかばね)を目撃したという記事が伝えられている。
それも決まっていまのこの寒い時期だ。
源義経の鵯越(ひよどりごえ)という故事もあるけれど、この季節にはさすがに食料も不足して敏捷な鹿といえども無理をして足を滑らせてしまうのかも知れない。
実際、みごとな鹿の角を土産に持ち帰ったという武勇伝を聞いたこともある。
ところが今回僕が見つけたのはもっとちっちゃい小動物の屍。
っていうか、いったいこれは何?
リス?
違うよね、尻尾が長い。
タヌキ? でもない、キツネでもない。
おこじょ?
そんなに可愛くないか。
胸元を一撃されているけれど、この荒っぽさは熊の仕業なんだろうか。
なんて撮影しながら考えていたら、なにやら上部から犬の声がする。
なんで、こんな山の中に犬の声が……
そしたら帰りに林道ですれ違いましたよ、狩猟犬を連れたハンターに。
丹沢は登山者が減る冬の間が狩猟期ということで、この日がちょうど猟期内最後の日曜日なんだって。
あっぶね~ 撃つな~
鉄砲をこっちに向けるな~
お馬鹿なことばっかり書いているけれど、僕は馬でも鹿でもないっ。
♪馬鹿にしないでよ~♪
なお、シカにシカトされたため今回の駄酒落は『鹿の死か』しかありません。
死角だったのか、視界に入らなかったのか、それとも都市化のせいなのか。
はたまた僕に資格がなかったのか。
それとも刺客と見破られたか。
ま しかたない、あしからず。
仕返しもなしね。
叱らないでよ。
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コメント
家政婦は見た!
そのハンターが奥方であったと。
散弾銃の隠し場所も知っておる。
(ブルースブラザースを最近見たもので)
投稿: 吉田@岐阜 | 2007.02.17 09:05
吉田@岐阜さん
ブルースブラザースって映画?
そうか、奥さんが散弾銃で僕を守ってくれるのね。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2007.02.17 10:33
この切り取ったような切り口はキャトル・ミューティレーションと呼ばれる宇宙人のサンプル取得にも似ていますねぇ。出血の跡がないというのも特徴とか・・。普通動物同士ならまず内臓、鳥なら目ですよね。これ肺のあたりだしなぁ。
投稿: 惑 | 2007.02.18 13:34
ひえ
宇宙人の仕業!?
なんか、凄いことになってきた。
でも博識の惑さんの言うことだから、説得力があるなあ。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2007.02.18 13:51
ピーチャンの身元引受人さまの
オペラは相変わらず快調でんナ!
グァテマラの巨大穴か・・。
ミーは何も出てこんな~。
お彼岸も近いしヒガンでいよう・・。
投稿: M-K | 2007.02.27 17:22
M-Kさん
そんな
ヒガンでいないで、なんとか悲願達成を。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2007.02.27 17:30
丹沢の裸地化を憂う
裸ジカを進めている犯人はシカ、シカ
いないのだ。もシカして俺も?
(座布団一枚!ムリだな・・)
投稿: M-K | 2007.03.04 23:09
M-Kさん
そうですよ、あたなたしかいません。
ヤブを踏み固めているのは。
と、叱っておいた。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2007.03.05 05:03