平塚市にある二つの里の滝を訪ねてきた。
湘南ナンバーが示すように平塚は海沿いに開けた所。
ほとんどが平坦な地域なので、まさか平塚市にこんな滝があるとは知らなかった。
二つの滝は離れているが、いずれも土屋という所。
土屋地区は平塚で唯一の丘陵地なんだね。
駒ケ滝への道
民家を離れ、荒れた畑跡の中、こんな木橋を渡っていく。
まず「駒ケ滝」。
昔、熊野神社の祭典の際、ここで神馬を清め流鏑馬を執り行ったことから「駒ケ滝」とつけられたんだそうだ。
駒ケ滝 全景
幅は狭いが、落差約9メートルとか。
なかなか形の美しい滝ではある。
右側中腹に「竜の石像」と「清龍観世音」が祀られていて、古くから郷土の信仰対象だったことが伺える。
尼ケ滝のある森
尼ケ滝は田んぼの隣、こんなのどかな森の中。
一方、「尼ケ滝」のほうはレイクウッドゴルフ場のすぐ下に位置する。
名前の由来は…… 知らん。(~_~;;
平塚市のHPには「この滝は侵食によって移動し、その様相が刻々変化しています。
非常に危険な場所なので案内人を必要とします」なんて紹介されているけど、案内人なんて、どこにいるん?
上から覗いた尼ケ滝
竹藪をくぐると、突然緑の中に尼ケ滝が姿を現す。
こうして上から眺めるだけなら簡単だけれど、定番である滝壷からの写真を撮るには急な崖を降りなければならない。
川底まで降りて見た尼ケ滝
お助けロープで川底まで降り、滝に正対したところ。
里の滝とは思えない、結構の迫力?
滝壷から見た尼ケ滝
滝は正確には二段になっていて、上段は2メートル、下段は6メートルだそうだ。
これで滝壷の深さは3メートル近くもあるとか。怖っ。
水深測定、推進!
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