中国中央テレビ、「生放送」のウソ
ギリシャの古代オリンピア遺跡で行われた聖火の採火式で、予想されたようにチベット問題への抗議活動があったね。
さすがにチベット人が厳戒態勢の国際式典に参加することは許されなかったようだけど、関係者のような正装の男性がなだれ込んだ。
報道によれば、チベット自治区での騒乱鎮圧に抗議するフランスの国際NGO『国境なき記者団』のメンバーなんだそうだ。
見たところ、サイパンのイケメン弁護士のような格好いい人だった。
手にした旗の配色といい、手錠で出来た五輪マーク・デザインなどさすがにフランスらしく秀逸である。
しかし、いつものように中国国内・中国中央テレビの報道ではこの抗議行動の模様は一切なし。
実際には放送に1分ほどのタイムラグを置いて、こうした突発事故に対応できるようにしているんだとさ。
それは勝手だけれど、それなら「生放送」なんてウソを言うな。
こんなの全然『生』じゃないじゃん。
真実は全然知らされず、与えられた映像がほんとうの姿だと思わされている中国の国民が可哀想だ。
中国人は真実を見 チャイナ い。
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