« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »

2008年5月

小笠原に引っ越しのアホウドリ、巣立つ

Torishima太平洋の孤島・鳥島からヘリコプターで小笠原諸島・聟島(むこじま)に移住させたアホエドリのヒナ10羽が、すべて無事巣立っていったそうだ。
この移住作戦、そもそも彼らの本拠である鳥島が活発な火山島のため、万一の噴火のとき全滅してしまうのを防ぐために行われたもの。

それはそれでいのだけれど、ここで思い出すのが吉村昭氏の『漂流』という小説。
それによると、江戸時代からこの鳥島にはもう何組となく難破して流れ着いた漂流民がいたんだよね。
位置的に、ちょうど黒潮に乗って流れ着くらしい。
ここに描かれた漂流民の生活を読むと、その苦難にもう涙が流れてくる。

移住作戦でアホウドリは助かるかも知れないけれど、もしもほんとうに鳥島が噴火してしまったら、今後この孤島に流れ着いた人間のほうは困るだろうな。

お引っ越しはペリカン便?
アホウドリ、鳥島で取り締まり

| | コメント (0) | トラックバック (0)

見苦しきかな、横綱決戦

Ani_sumo314日目にして大関に優勝を決められたこの五月場所。
これを象徴するように、千秋楽の一番で両横綱がそのていたらくぶりを如実に表しちゃったね。

すでに勝負がついた白鵬に対し、例によって朝青龍が見苦しい駄目押し。
普通の力士ならそれで終わりだけれど、むかついた白鵬は肩で押し返して土俵上で両者にらみ合い。
これが東西横綱の仕業だというのだから、なんともみっともない。

さすがに解説の舞の海さんが「武士道の潔さがない」と指摘していたけれど、外国人力士にそれを求めるのはやはり無理か。
もしかして頭に来た白鵬は「行列」に訴えるのかも?

「う、訴えてやるっ!」
「うっ、耐えてやる!」

| | コメント (6) | トラックバック (4)

シュークリームに粉洗剤

東京都と埼玉県内に7店舗を展開する洋菓子店「ガトーマスダ」で、23日に販売したシュークリーム36個とケーキ1個に粉砂糖と誤って食器用洗剤が振りかけられていたことがわかった。

すでに買って食べてしまった客から、「変な味がする」と苦情があったそうだけど、別に誰も体調不良なんかにはなっていないんだとか。
人間のお腹って、結構丈夫なんだねえ。
かえって「心が洗われ」て、いい人間になったのかも。

Cake3それにしても子供のケーキ作りならともかく、プロのケーキ職人が砂糖と粉末洗剤を間違えるなんて。
きっと、「これは砂糖……」なんていうセンザイ意識があったんだろな。
これをケーキに、今後気をつけてくれ。

「ケーキ、どこにあるの?」
「ショコラ辺」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

海岸で若い二人が…… サザン活動休止へ

人気バンドの「サザンオールスターズ」が無期限活動休止を発表したね。
途端に関連会社の株価が下落したというのだから、その影響力はスゴイ。

「勝手にシンドバッド」でデビューした時には、「ゴニョゴニョ言ってないで、もっとはっきり歌えっ」て思ったものだけれど、たちまち大ヒットしてしまった。
サザンオールスターズって、南天の星たちというような意味なんだろうけれど、つまり最初からスターになるって確信していたんだな。
それともお客さんが勝手に買っていったというのか。

そういえばメンバーのケガニさんは、モータースポーツでも有名だね。
サザンはお金持ちだから、みんなでスーパー・アグリのスポンサーに……
って、もう遅いか。

Koi
「海岸で若い二人が 鯉を釣る物語~♪」
「鯉は海にいね~よ。池に行け!」

| | コメント (5) | トラックバック (1)

南アルプスのヤマカガシ

南アルプスの山道を歩いて気になったのは、ヘビを良く見掛けること。

 ヤマカガシ1 (いずれも拡大します)

まあ、普段は結構見逃していたのかも知れないけれど、こいつは派手な赤色が散りばめられていたので嫌でも目についた。
あとで図鑑で調べたところ、どうも『ヤマカガシ』というヤツらしい。
林道を歩いている時にも見掛けたし、渓流沿いの山道にも突然現れた。

 ヤマカガシ2

自慢じゃないが、ヘビはきらい。
いったんヘビを見掛けると、こんな木の枝すらもヘビかと思ってビビッてしまう。

 ヤマカガシ3

ほ~ら、これだってヘビに見えるでしょ。
いつもの丹沢ではそれほど遭遇しないから、やっぱり地域性があるんだろうね。

ヤマカガシがポイ捨てして、山が火事

| | コメント (4) | トラックバック (0)

解明! 黒戸噴水滝・吹き出し口

今週もまた山梨県の桑の木沢・黒戸噴水滝に行ってきた。
先週行った時はその壮大な70mというスケールに圧倒され、ただ下から見上げるだけ。
で、思った 「吹き出し口はいったいどうなっているんだろう?」
そういえば、ネットでもこの噴水滝を上部から撮影した画像は見あたらない。
よし、それなら自分で「上から見てやるっ」、と。


 重装備?
Funsuitaki_01
準備した装備は、8本歯のアイゼンとピッケル、そして2本のロープ。
まるで冬山みたいだ。
低山とはいえピッケルなんか使うと、怪我しても傷害保険は支払われないんだぞ>自分


 急斜面を登る
Funsuitaki_02
これも今回用意した秘密兵器。
ピッケルにロープをくくりつけ、下から投げ上げて木に引っ掛けるというのだ。
ところがまず肝心の斜面下部には適当な木がほとんどなかったし、不自然な姿勢から何回も重いピッケル&ロープを投げ上げるのは至極苦痛。
しかも岩などに当たればその都度大量の砂や小片を頭から浴びて散々な羽目に。
人はこれを「アイデア倒れ」と言ふ。


 滑りやすい足元
Funsuitaki_03
足元はザレた砂地と崩れやすい岩。
とにかく踏ん張りが効かないので、間違いなくアイゼンは必需品だった。
途中、10年は経ったと思える古いロープの残骸を岩の陰に発見。
昔、同じルートで挑もうとした人がいたんだと、なぜか安心。
世におバカの種は尽きるまじ。
にしては記事や写真が見あたらないのは、世の中まだインターネット以前のことだったのか。


 尾根を越える
Funsuitaki_04
不覚にも暑くて半袖シャツだったため、野生バラのトゲで傷だらけになりながら、100mほども登ってやっと中間尾根の上に到達。
幸い、ここから滝の上部に降りる傾斜地はしっかりしていて下りやすそう。


 滝の上部
Funsuitaki_05
噴水滝より上部にはもう滝はないのかと思ったら、案に相違してここにも小滝と穏やかな渓流の相。
桑の木沢は黒戸噴水滝が最後なのではなく、まだまだ尾根に向けてずっと流れが続いていたのだ。


 吹き出し口手前
Funsuitaki_06
穏やかな渓流は吹き出し口の手前で突然きつい傾斜の狭い岩肌を急速に流れ落ちる。
ウォータースライダーと同じように、これで水の流れにすごい勢いが付くんだね。


 噴水滝
Funsuitaki_07
渓流を慎重に下り、ついに上から撮影した、これが「黒戸噴水滝」の吹き出し口だ。
背後から撮影しているので、この写真では左から右へと飛んでいる。
どう、間近に見たこの噴水の勢い。まるで東京消防庁。
間違いなく、あなたのより数倍元気。
ここでロープがあればもっと身を乗り出して撮影できたんだけど、用意した2本は残念ながら尾根の通過にすでに使い果たしていた。(>_<)


 真上から見た吹き出し口
Funsuitaki_08
ついに見たぞ、噴水滝の正体。
流れ落ちた水流は、この狭い隘路でさらに絞られて急速な流れとなり、スプーン状にえぐられた岩肌で向きを変え、一気に空中に飛び出していたのだ。
「噴水滝」というけれど、水はノズルのような穴から噴き出していた訳じゃなし、これって結局ヒョングリじゃん。


ご注意
なお、帰りにロープが外れなくなり、止むなく40mの青色ロープを傾斜地に残置してしまいました。
このロープは本格設置したものではなく安全性は保証されていません。
もしこのあと同じルートに挑まれる場合、ご承知とは思いますがすべてご自身の責任においてお願いします。m(_._)m

僕のエーデルワイス・トルネードよ、さようなら~☆
短いつきあいだったね。 ~\(~_~;;

 たなぼた【ひょんぐりシリーズ】
西丹沢・押ン出シ沢のヒョングリはこちら
ボンクラ沢・水神滝のヒョングリはこちら
奥多摩・栃寄沢大滝のヒョングリはこちら
奥多摩・大岳沢大滝のヒョングリはこちら
六合村・さつうぜんの滝のヒョングリはこちら
岩手・七折の滝のヒョングリはこちら
赤城・乙女の滝のヒョングリはこちら
群馬・夜後沢大滝のヒョングリはこちら
丹沢・滝口沢F1のヒョングリはこちら
奈良・宮の滝のヒョングリはこちら
谷川岳・一の倉沢のヒョングリはこちら
山梨・篠沢大滝のややひょんはこちら
丹沢・弥七沢のヒョングリはこちら
岐阜恵那山・釜沢大滝のヒョングリはこちら
岐阜恵那市・寿老の滝のヒョングリはこちら
山梨・篠沢大滝のヒョングリ証明はこちら
丹沢・モチコシ沢のヒョングリはこちら
静岡・牛妻不動の滝のややヒョンはこちら
滋賀・神爾の滝のヒョングリはこちら
京都・童仙房・不動滝のヒョングリはこちら
湯渕沢・中の滝のヒョングリはこちら
阿南町・七人滝のヒョングリはこちら
塩原・風拳の滝のヒョングリはこちら
兵庫・三室の滝のヒョングリはこちら

| | コメント (14) | トラックバック (0)

四川省の地震波、地球表面を2周

Jishinha中国・四川省で起きた大地震は、阪神淡路大震災の数十倍のエネルギーとかで、驚かされたけれど、気象庁によればその地震波がなんと地球表面を2周もしたんだってね。

それじゃ、揺れたので余震だと思ったら、実は地球を1周した最初の地震だった、なんていうこともあるのか。
すごいエネルギーだ。

つまり、地球上、揺れない所なんてないということね。
シドニーでも 震度2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

何が「空からエール」なのさ JAL五輪ジェット

Gorin_jet日本航空が北京五輪に向けて日本選手団の応援ジェット旅客機就航を発表したね。
特別に塗装された機体には、柔道の山下泰裕選手など五輪メダリスト7人の顔写真と応援メッセージが機体に大きく描かれている。
だけど、山下選手はともかく、マラソンの有森裕子選手や水泳の岩崎恭子選手などレディの顔を、不細工な窓が大きなホクロのようにぶち抜いているのは失礼だろ。

長野五輪に行ったとき驚いたのは海外スポンサーのラッピングバスだった。
それまで東京で見掛けたのはこの旅客機同様、せっかくの描かれた画をバスの窓が無粋にぶち壊したものばかり。
ところが長野市内を走る海外スポンサーのそれは、外目には窓の存在なんか全然意識させない美しい全面的なものだった。
実際には窓の部分は細かい網目のようになっていて、外からは窓の存在がわからないけれど、もちろん中からはちゃんと外が見えるようになっている優れものだったのだ。

長野五輪なんて、1998年の開催。
あれからもう10年も経ったというのに、いまだにこの無粋な飛行機ラッピングかい。
なんか、センスないなあ……。

「君のセンス、遺憾だ」
「だって、君の潜水艦だ」

| | コメント (4) | トラックバック (1)

アメリカ先住民? 天狗大岩

桑の木沢・天狗大岩(拡大します)

桑の木沢を探索した時、その途中、対岸に現れたのがこの「天狗大岩」というやつ。
ユニークな形だけど、でも「天狗」というほどの鼻でもないような……。
あるいは「天狗」と名付けたあとに、一部崩れてしまったのかも知れないけどね。

それでもなんか、「アメリカ先住民」みたいな感じはしない?


アメリカ先住民といえば、錣山(しころやま:元関脇・寺尾)親方がつけた「豊真将」のあだ名。
それを思い出して、思わずシャッターを切っちゃった。
折りしも今日は大相撲・五月場所の初日。
やっと調子も戻ってきたようなので、今場所も頑張って欲しいぞ。

千住の先住民族

| | コメント (0) | トラックバック (0)

桑の木沢・黒戸噴水滝 探訪記

山梨県の大武川にある桑の木沢に行ってきた。
南アルブス北部に位置し、甲斐駒ヶ岳(2967m)の派生である難関・黒戸尾根の流域。
この辺りには、丹沢同様魅力的な滝がたくさんあるのだけれど、中でもまるで噴水のように水が飛び出しているという「黒戸噴水滝」を訪ねるのが今回の目的だ。


 くの字滝
Kuwanokisawa_01
途中にある「くの字滝」。
なるほど2つの滝が「くの字」のように続いている。
うん? 良く見たら「逆・くの字」じゃん。


 親切なハシゴ
Kuwanokisawa_02
ルートはよく整備されている。
かなり古くなっているとはいえ、危ない所には鉄製の橋や木製のハシゴも設置。
ご親切に、ありがとう。


 ルートには赤ペンキ
Kuwanokisawa_03
徒渉する箇所なども、北アルプスばりに岩に赤ペンキで指示されている。
でも、古く苔むしていて見にくいよ!


 黒戸噴水滝ほぼ全景
Kuwanokisawa_04
壮観! これが2時間掛けてやっと到着した黒戸噴水滝だ。
滝の前はかなり広いので、落差70mという滝のほぼ全景を写真に収めることができる。
肝心の吹き出し口は一番最上部、左手に小さく……。


 黒戸噴水滝・吹き出し口
Kuwanokisawa_05
上の部分、枝葉の向こうに見えるのが噴水滝の名前の由来になった吹き出し口。
右から左上に、まさに噴水の名のごとく力強く噴き出しているんだけれど、見える?
(400mmのレンズでやっとこれ)
ほんとはヒョングリ滝同様、こちらの吹き出し口も間近に探検すべく意気込んで来たのだけれど、相手はあまりに高く手強く、凡人が簡単に達することができるような状況ではなかった。(>_<)
吹き出し口探訪版はこちら


 黒戸噴水滝・滝つぼ
Kuwanokisawa_06
滝のスケールの割には、滝つぼは意外と可愛らしいものだった。
深さもさほどないみたい。


【追記】
吹き出し口解明版はこちら

西丹沢・押ン出シ沢のヒョングリはこちら
ボンクラ沢・水神滝のヒョングリはこちら
奥多摩・栃寄沢大滝のヒョングリはこちら
奥多摩・大岳沢大滝のヒョングリはこちら
六合村・さつうぜんの滝のヒョングリはこちら
岩手・七折の滝のヒョングリはこちら
赤城・乙女の滝のヒョングリはこちら
群馬・夜後沢大滝のヒョングリはこちら
丹沢・滝口沢F1のヒョングリはこちら
奈良・宮の滝のヒョングリはこちら
谷川岳・一の倉沢のヒョングリはこちら
山梨・篠沢大滝のややひょんはこちら
丹沢・弥七沢のヒョングリはこちら
岐阜恵那山・釜沢大滝のヒョングリはこちら
岐阜恵那市・寿老の滝のヒョングリはこちら
山梨・篠沢大滝のヒョングリ証明はこちら
丹沢・モチコシ沢のヒョングリはこちら
静岡・牛妻不動の滝のややヒョンはこちら
滋賀・神爾の滝のヒョングリはこちら
静岡大間川・釜滝のヒョングリはこちら
京都・童仙房・不動滝のヒョングリはこちら
湯渕沢・中の滝のヒョングリはこちら
阿南町・七人滝のヒョングリはこちら
塩原・風拳の滝のヒョングリはこちら
兵庫・三室の滝のヒョングリはこちら

旅行・地域, , ヒョングリ | | コメント (4) | トラックバック (0)

名門ラッフルズホテル、また売却へ

Raffles_hotelシンガポールを代表する名門『ラッフルズホテル』が、また売却されるんだってね。
アメリカ資本になったり、アラブ資本になったり、今度はヨーロッパの投資家が購入するらしい。

これだけ有名なのにうまくいかないのは、お客を見る目がないからだろう。
だって僕が初めてシンガポールに行ったとき、「これがシンガポール一番の有名ホテルかあ」とロビーに入ったところ、たちまちガードマンがつまみ出しやがった。

なんでい。
短パンで入ったくらいで。
だって外はすごく暑かったんだぞ。
リムジンで乗り付けなくって悪かったね。

おかげで、宿泊施設を探すのに シュクハック したんだ。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

どうする どうなる 佐藤琢磨

世の中、ゴールデンウィークの渋滞や胡錦濤主席の来日などでにぎわっているけれど、そんな中、モータースポーツ・ファンにとっては悲しいニュースが流れたね。
鈴木亜久里代表率いる『スーパー・アグリ・F1』が、資金難からついにF1活動を停止するとの発表。
これで佐藤琢磨選手も走る場所を失ってしまう訳だ。

佐藤 琢磨 (C)Super Aguri F1
拡大します
こんなシーズン途中、他のチームにシートを見つけるなんて不可能だけど、唯一望みがあるとすればホンダ・チームへの復活移籍。
実力も人気もあるジェンソン・バトンは別として、ルーベンス・バリチェッロのほうは明らかに期待を裏切っているもの。

このトルコGPでリカルド・パトレーゼの持つ最多出場記録も更新するのだし、そのあと佐藤琢磨にシートを譲る……
なんてうまくいかないかなあ。

もう、佐藤選手のほうからホンダに電話してるかも。
「もしもし、佐藤でシュガー」

「指に砂糖がついちゃったんです」
「ツメが甘いね」

| | コメント (2) | トラックバック (2)

さすが 船場吉兆! 鏡だね

狙う方向は正しいにしても、ブッシュ大統領が進めるバイオ燃料政策がいま世界的な穀物高騰を招いているとして大きな問題になっているね。
アフリカなんかに限らず、いまや日本も含め地球に世界的な食糧危機が訪れているとか。

Senba_kicchoそうした中、さすが船場吉兆はえらいな。
客が残した料理を無駄にせず、ちゃんと次のお客に使い回していたんだそうだ。
それも20年も前からというんだから、ほんとうに先見の明がある。
「高い料金を取っておいて」なんて非難する向きもあるけれど、どうせ3万円の料理なんか注文して食べ残すやつはお金が余っているんだからバチなんか当たらないよ。

船場吉兆、この間の記者会見では電気によるマイクなんか使わなくてもちゃんと言葉が伝えられることを示して、エネルギー問題に見識があると賞賛を浴びたし、今度は食糧問題にも料亭の立場から独自に問題提起をしてみせた。
やっぱり只者じゃないと思ったんだ、あの女将さんは。

どうだい>中国
日本料理店というのはエライだろ。
そこらへんの中華料理店なんて
どうせ カモ なく フカ もなく、だもんな。
Kamo  Fuka


| | コメント (0) | トラックバック (4)

木製スーパーカー真庭

Maniwa「ぶらり途中下車の旅」というのは僕のお気に入りの番組の一つなんだけど、昨日は「木製スーパーカー真庭」というのが登場して驚かされた。

商売柄、これまでいろいろなクルマにお目に掛かったけれど、しかしさすがにすべて木のクルマというのは初めてだ。(元々富山の家具会社が作ったというもので、それといきなりお台場で遭遇するという設定にはちと無理があったけど)

機関についてはオートバイをベースにしているけれど、ボディ部分は国産のタモでできているんだそうだ。(製作費500万円とか)
ノーヘルで高速道路も走れるというけれど、3輪車ということもあるし、なんたって木製ボディというのを意識するとぶつかった時のことが心配になってしまうね。

で、ウチの奥さんにこれを話したところ、
木のクルマ
ウチなんか 火のクルマ です」だと。
はいはい、ごもっともで。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

すごいじゃん、伊達公子選手

女子テニス・カンガルーカップ、クルム伊達公子選手(テニス)の快進撃が止まらないね。
37歳の彼女、昨日は21歳も年下の山外涼月選手(16歳)を破り、今日は第1シードで日本ランキング3位の中村藍子をも破っていよいよベスト4だって。
今の若い選手が力不足ということも言えるのかも知れないけれど、それよりやはり伊達選手の頑張りを讃えたいよね。

クルムという名前が示すように、彼女のご主人はレーシングドライバーのミハエル・クルム選手(ドイツ)。
テレビのリポーターが言っていたけれど、「一生懸命、伊達選手をカメラで撮っている外国人がいるので追っ掛けだと思ったらご主人だった」だって。
相変わらず、仲がいいんだね。

結婚した時にはもうテニスから引退していたと思うけれど、今の彼女は活き活きしているものな。
見ていてそれがこちらにも伝わってくる。
彼女が言っているように、これでテニス人気がまた高まるといいね。
Ani_buta_tennis
ウチの近くにもいいテニススクールあるよ。
とにかく、とても サービスえーっす!

| | コメント (2) | トラックバック (3)

値上がりはGW明けなんて誰が言った?

ほんと、政治家の言葉に重みがないね。
それも、自民党最大派閥の長で、現内閣の官房長官を務める町村さんの言葉だよ。
ついこの間、「どのスタンドも(安い税率で仕入れたガソリンを)タンクいっぱいに貯蔵していて全部使われるのに1週間くらいかかるから、連休中に一気に値上がりすることには多分ならない」なんて言っていた癖に、実際には午前0時を期してサッサと値上がりだ。
それも暫定税率分25.1円よりはるかに高く、ね。

Tanklorryそしたら今度は「便乗値上げがないよう、経済産業省に監視を指示した」だと。
スタンドだって生きていくのに精一杯なんだよ。
「便乗値上げ」を取り締まるなら、暫定税率がなくなった4月にいち早く赤字覚悟でガソリンを値下げしたスタンドに対し「便乗値下げ」を取り締まれい。

おかげでタンクローリーは大忙しだ。
「運ちゃん、速いね~」
「おーよ、油が乗ってんで~!」

それにしても原油価格が高すぎる。
もっと末端の苦しみを考えろい。
いくらニューヨーク市場でも、あれが「マンハッタン価格」とはおかしいぞっ。

それに、産油国は構わずもっと増産すればいいんだ。
「お父さんの会社、増産計画があるんだ」
「あたし、うさぎさんがいいな」

福田首相は丸善石油の出身だっけね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

おカミさん、紙、上がってます

紙の価格が高騰を続けているね。
環境省では、グリーン購入法に背いて官庁コピー用紙を「古紙以外も容認」にしたんだってさ。
これだけ原油が高騰しているのだし、例によって古紙はお隣の大国が買い占めているし……。
この6月には、さらに値上げするんだと製紙会社。

大手新聞社の中にも印刷用紙の高騰で赤字を心配するほど紙が上がっているんだぞ。
OA機器の進化で、ペーパーレス時代が来る、なんて言ったの誰だい?

コピー用紙の古紙配合率についても実は「ウソでした」なんて告白されたけれど、そんなこと突然カミングアウトされてもねえ。

1050yenそのうち日銀が、今の千円札を「1,050円にする」なんて言い出すに違いない。
奥さん、今のうちに買いだめしといたら?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »