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2008年7月

『ブログ通信簿』やってみた

最近ブログ仲間のところで見掛ける『ブログ通信簿』、僕もやってみた。
最新記事10件について解析を行うということで、もっと全体を見て欲しい気はするけれど、とりあえずこんな結果に。

Tushinbo_img_2

「調教師」?
おかしいよ。
だっていつも調教されている身なのにぃ……。

通信簿ったって、結局合っていたのは性別と年齢のとこだけじゃん。

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『トラロープ』って……

滝を巡って歩いていると、時折り『お助けロープ』というのに巡り会う。
素手では難しいような急傾斜等が現れた場合、登るのを助けてくれる、まあ『先駆者の好意』でもある。

 虎ロープ (拡大します)

ただ、それがちゃんとした登山用ロープであればいいが、よく工事に使う『トラロープ』なんていうヤツだと命を託すのにちょっと気掛かりになる。
なにせ素材が安価なポリエチレンやビニロンで出来ていて、摩擦には極めて弱く、紫外線による劣化が著しい。
柔軟性が無くなってからは簡単に切れるという怖~い代物だからだ。
長所といえば目立つことと、ひたすら安価ということ。

その点、本来の登山ロープというのは厳格な規格のもとに高品質ナイロンによって作られていて、岩角にも強いし、万一墜落時にはショックを軽減するよう適度な伸び率も持っている優れものなのだ。
(もちろん価格はトラロープよりはるかに高く、ざっと30倍ほどはする)

そもそもトラロープというのは目立つ『黄色と黒の柄』で出来ているから『虎ロープ』。
つまり動物の虎を連想させる柄だからついた名前なのだ。
でもこんなの衆知のことと思っていたら、興味深いことにこの『トラロープ』というヤツにはいろんな珍説があるんだね。

1.トラックの積荷を縛るのに用いるロープだからトラロープ
2.予備に使うエキストラ・ロープだからトラロープ
3.目的物をトラえるからトラロープ

笑えた?

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また寄付が……

4時間半にも及ぶ長い試合の結果、母校の甲子園行き決定。
前は春の大会だったから、夏はなんと46年ぶりの出場だって。
自分が在校した時より前じゃん。
すごいっ。
て、喜んでばかりもいられない。
だってまた寄付のお願いが来るからね。

ところでその決勝戦をテレビで観ていたら、ウチでいつも頼んでいる解体屋さんがスポンサーになっていたので驚いた。
もちろん地方局の放送だけど、それでもテレビのスポンサーだなんて。
このところ、解体屋さんは景気が良かったからなあ。
儲かったのね。
最近は良さそうなクルマはスクラップにしないでちゃんと再生するんだ。
こういうのを『ハイシャ復活』って言うの。

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腹の内は見せんだろう

いよいよ今週にも内閣改造か、と話題になっている福田内閣だけど、今日の大手新聞の見出しは『福田首相、腹の内見せず』だって。

Haraうん?
それを言うのなら、『手の内見せず』じゃないの?
(これはトランプのポーカーから来たのかな)
いくら首相だって、腹の内までは見せんだろ。
どうしても腹の内なら『腹の内はわからない』と使うよね。

ちなみにわが家でも、年柄年中こちらの『手の内』はバレバレだけれど、それでも腹の内まで見られた訳じゃない。
いくら奥さんだって、お医者さんだって、腹の内まで見られた時にはもう死ぬしかないじゃん。
だいいち痛そ。

腹痛でも倒れぬ 不屈ぅ の精神

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やった! 馬術競技 男女とも記録達成だ!!

Bajutsu早くも馬術競技で、日本人選手が男女ともに記録達成だ。
北京五輪組織委員会の発表によれば、男子では法華津寛選手(67歳)、女子が八木三枝子選手(58歳)で、全選手中ともに日本人選手が最年長なんだとか。
やった~☆

とはいえ、年齢でメダルが獲れる訳じゃなし。
フーテンの寅さんみたいに、「目方~で男が売れるなら、こ~んな苦労もかけまいに~♪」というレベルの話なんだけどね。

ちなみに実際の最年長金メダリストは1912年ストックホルム大会射撃のオスカー・スワン選手(64歳)なんだそうだ。
すごいや。
世の中のお年寄り~ みんな頑張れ~☆

お年寄りの家から音しよります。

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バッドマンじゃん、バットマン

Batman映画でバットマンを演じるクリスチャン・ベールが、家族に暴力を働いたとして逮捕されちゃった。
悪いヤツね。
それじゃバットマンじゃなくて、バッドマンじゃん。
それでもコウモリだと言うのなら、コウモリ唄からやり直しなさい。

そうそう、悪いといえば社会保険庁で懲戒処分になった人。
「新しい年金機構への採用を一切認めない」と自民党は格好いいこと言っているけれど、それだと逆に厚生労働省に横滑り採用せざるを得ないんだとか。
ヘンなの。
民間に移す筈の不良公務員が、逆に国家公務員で残っちまう。
そんなの本末転倒じゃん。

でも不正給付なんかに携わったのは論外だけど、中にはスピード違反程度の処分者もいるというから、要は一律ではなくそれをちゃんと見極めればいいんじゃないの。
つまり、今度は不服申し立てする社会保険庁の職員を国民が面接してあげるのだ。
なーに、ちゃんと人柄も考慮に入れてあげるよ。
ただし、復職の割合は、せいぜい1割程度だな。
宙に浮いた年金のお返しだい。

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「6億円横領」って言ってるじゃん!!

Satsutabaまたまた露見した巨額横領事件。
今度はなんとたった8か月で6億円だってさ。
「息子が3千万円のフェラーリにぶつけた」なんて言ってるけれど、それじゃ全然追いつかんだろ!
マセラティとランボルギーニとロータスとアストンマーチンとベントレーとブガッティとメルセデスとジャガーとマクラーレンとロールスロイスとランチアとアルファロメオとNSXとレクサスと……、あとベレットにもぶつけなきゃ数字が合わないぞ。

しかも呆れるのが、被害者である徳島県の土地改良区は警察に「3千万円」の被害届を出したというのに、警察はたった「5百万円の横領」で逮捕だと。
なんだよ、本人が「6億円」だって言ってるんだから、もうそれでいーじゃん。
みんなそんなに控え目になることない。
遠慮するな。

おまけに会計担当だったこの犯人女性、事件発覚後さっさと離婚してるんだよね。
旦那だって、妻の巨額横領を知らなかった筈がないだろうに。
あとで賠償請求されるのわかってるから自分たちの財産確保する目的が見え見え。
まったく汚いヤツらだ。

徳島の人もさぞ「アワ喰った」ことだろね。
結局、全然トクシマせんでしたとさ。

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群馬・夜後沢大滝のひょんぐり

群馬県みなかみ町にある『夜後沢大滝』(よごさわおおたき)に行ってきた。
あの尾瀬の近くで、沢の水はやがて大利根の流れに注がれることになる。

 夜後沢の入口藤原湖近く、夜後沢の入口。
Yogosawa01
橋から見えるのは、いきなりこの魅力的な沢。
嫌でも期待が高まってくる。


 前衛の滝
Yogosawa00
足元はすこぶる悪い。
草をかき分け、こうした滝を2つほど高巻いていく。


 夜後沢大滝・全景
Yogosawa02
20分ほどわかりづらい踏み跡を辿ると、目的の『夜後沢大滝』が樹々の向こうに見え、滝壷まで降りることができる。
一番上の部分が跳ねているんだけど。


 ヒョングリ部下から
Yogosawa03
落ち口は二重になっていて、よく見ると流れは上下に二つ。
その上の部分がヒョングリ状になっているのが窺える。


 ヒョングリ部上部から
Yogosawa04
いったん巻道に戻り、滝を高巻いて今度は落ち口の上部へとロープで降りる。
上から見た、ヒョングリ口部分。
真上からだと水の勢いがありすぎて、跳ね具合がよくわからない。


 ヒョングリ部真横から
Yogosawa05
さらに岩肌を下り、真横から見たヒョングリ部。
岩肌を流れる水流と、いったん跳ねて空に飛び出した水流があるのがわかるかなあ?
木が横倒しに見えるけれど、これが水平だからね。


西丹沢・押ン出シ沢のヒョングリはこちら
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頑張れ! 松山千春

Hokkaido
あの松山千春が厳しいことになっているんだね。
先月から2度も心臓の手術を受けて、やっと復帰の会見を行なった。
でもその言葉が彼らしい。

「タバコは吸っちゃイカン。
あれは食べちゃイカン。
カロリー計算しなきゃイカンとか……
でもたぶん守らないと思います。
ただ生き永らえるためだけに生きてても面白くありませんので」

壮絶だね。
まだ52歳だって。
若いのに。

頑張れよ。
「野に育つ花ならば、力の限り生きてやれ」
そう。
愛してきた、あの北の大地のように。

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「点は人の上に人を造る」

F_yukichi「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと云えり」とは、あの慶應義塾を興した福沢諭吉先生が残した有名な言葉。
その福沢諭吉は九州は豊前・中津藩下級藩士の出身なんだね。
豊前ってば、今の大分県じゃない。

その大分県の教育委員会で発覚した教員採用試験等での不正事件。
情けないねえ。
依頼のあった(付け届け)があった受験者の得点にゲタを履かせただけでなく、そうでない受験者の点数は差し引いたというんだから悪質だ。
真っ当な先生がその資格を奪われて、不正を働いたヤツが首尾よく採用されるなんて、これじゃまるで、「点は人の上に人を造る」じゃん。

事件発覚を逃れるため、きっと教育委員会から口止めもあったんだろな。
「先生は口に 栓せいっ!

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いーじゃん、アラジン『陽は、また昇る』

 Aladdin
Aladdinひさしぶりにいい曲聴いた。
クイズ・ヘキサゴンから生まれたアラジンの曲、『陽は、また昇る』のこと。
昨日初めて聴いたけれど、すごくいーじゃん。

「もう一度ニッポンに元気になって欲しい」という、その歌詞のコンセプトがいい。
歌詞書いたの誰?
えーと、カシアス島田……?
なんだ、島田紳助そのものか。
いい加減なことばかり言っているけれど、やっぱり才能あるな。

インスタントラーメン、缶コーヒー、カラオケ、青色ダイオード、亀の子タワシ……
そうだよな、みんな日本人が考えたんだ。
もう一度誇りをもたなくっちゃ。

頑張れ日本
凄いぞ日本
立ち上がれ今だ 日本
美しく 高く 飛べ 誇り取り戻すために~♪

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谷川岳 クライマーズハイの舞台

みなかみ方面に行ったついでに、あの映画『クライマーズハイ』の舞台にもなった谷川岳を望見してきた。
双耳峰である山のほうは以前登ったことがあるので、今回の目的はもちろん一の倉沢にあるひょんぐり滝のほうだ。
とはいえ、今の時期はまだ雪渓の下ということはわかっていたので、まあ下見ね。

 ヒョングリはまだ雪の下
Doai01
一の倉沢・駐車場はまるで真夏の暑さと喧噪だったので、一縷の期待を持って遡ったけれど、湯桧曽川源流はやっぱり大きな雪渓に隠れてた。
ひょんぐりなど全然見えん。
しかしここに立つと夏なのに冷風が吹き抜けて、すごく寒い。
なお正面右側に見えるほぼ垂直の黒い岸壁が有名な『衝立岩』。
映画の中で、主人公・悠木(堤真一)が登るやつ。
憧れるけど、僕には無理ね。


 遭難者・慰霊塔
Doai02
世界一遭難者が多い『魔の山・谷川岳』のこと、麓には『慰霊塔』が建立されている。
(谷川岳の遭難者数は去年までで実に789名。エベレストは178名、ヨーロッパアルプスで一番のアイガーでも100名には達していないというのに)


 土合駅
Doai03
悠木が地下のホームから長い階段を上がり、地上に姿を現した『土合駅』。
登山基地らしいデザインだけど、今どき、駅前広場が砂利、売店も食堂も何もなしというのがすごいね。

谷川岳・一の倉沢のヒョングリはこちら

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その名も優し『乙女の滝』

群馬県は赤城山の麓、大猿川というところにある、その名も優し『乙女の滝』。
駐車場から30分ほどで来られるし、登りも急ではないのでこれまでのヒョングリ滝の中では最も手軽に訪れやすいところかな。


 乙女の滝・全景
Otome_01
堰堤を越え、やがて道は河原に降り、とまもなく正面に二つの滝が現れる。
向かって右側が目的の『乙女の滝』だ。
奥でヒョングっているのが見えるでしょ。


 乙女の滝・ヒョングリ
Otome_02
ヒョングリ部を横から見たところ。
スケールは小さいけれど、流れの割にはまずまずの跳ね具合。


 真上から見た吹き出し口
Otome_03
他の多くのヒョングリ滝とは違い、両側の岩により急激に流れが絞られているのがわかる。
このため、ここのヒョングリはすぐに小石が挟まって形が変わってしまうんだってさ。
(その度に役所の人がお掃除に来るらしい)

でこの滝、以前はただ『跳ね滝』と言われたものが、いつか『乙女の滝』に変わったんだとか。
なぜ、乙女の滝なんて名になったんだろ?
それは上州のおなごが『跳ねっ返り』だからでしょ。
(>_<)

【乙女の滝・動画版】はこちら

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「俺の骨は折れん!」と言って>星野監督

Hoshino北京五輪の野球日本代表監督・星野さんが、肋骨を3本も折ってしまったんだそうだ。
交通事故に遭った訳じゃない、よろけて鉄柵に右胸をぶつけただけというのだから驚きだ。
だって星野監督なんて、棒で叩いたって骨なんか折りそうにない強健なイメージだものね。
今後は五輪最優先で、テレビ出演などはキャンセルするそうだけど、依然として流れているCMが虚しい。

でも、聞けば24年前のロサンゼルス五輪でやはり日本代表監督だった松永さんが鎖骨を骨折したまま指揮を執って金メダルを獲ったそうだから、負けずに頑張れ!
星野監督のことだもの、「俺の骨は折れん!」と言ってほし~の。

(北京に行ってからなら、「北京でペキン!」って言えたのに……)

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駄目だろう、二岡 もうなっ。

あの山本モナさんが、また不倫騒動だってさ。
今度のお相手は巨人軍の二岡智宏選手。

『恋多き女』なんて書かれているけれど、でも二人はこの晩が初対面だったんでしょ。
いくら話して意気投合したとしても、まだそれは『恋』とは言えないんじゃない?
それにキャスターであるモナさんのこと、ホテルではきっと『地球温暖化問題』をテーマに話し合ったに違いないし。

Ondankaほら、プロ野球はいま地球温暖化防止のため『グリーンリストバンド』活動なんかやってるじゃん。
二岡選手は巨人軍の責任ある選手会長なんだよ。

でも、そんな言い訳を一切しないモナさんは偉い。
前回の路チュー騒動の時、は降板後『スイカのかぶり物』をつけて復帰したけれど、今度は巨人軍のマスコットである『ジャビット君』の着ぐるみをかぶるのかなあ。

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会談固辞して去るのかサルコジ

Sarkozyカルフールの不買運動なんかがあったせいか、フランスのサルコジ大統領はすっかり中国に対して鉾を収めてしまったんだね。
サミット会場のホテルで胡錦涛主席と会談した結果、一転して北京五輪の開会式にも出席するんだってさ。

なんだよ、わが福田総理との会談は拒否した癖に……。
しかも8首脳に先駈けて自分だけいち早くフランスに帰るんだとか。
失敬な。
会談固辞してさっさと去るからサルコジだって?

ちゃうちゃう。
それはサルコジじゃなくて、コジサル
自分だけ勝手な行動するから、漢字で書くとさしづめ『 孤児猿 』だな。

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ひょんぐり『七折の滝』の神髄

今度の舞台は東北・岩手県。
早池峰(はやちね)山への途中にある『七折(ななおれ)の滝』という、やはりヒョングリが名高い滝。
でも計算したら片道優に600キロ近くある。
これじゃ、往復しただけで一日つぶれてしまうので、今回は止むなく東北新幹線&トレン太くんの旅。
そこまでして…… 呆れた?
ま、こういうのを病膏肓に入るというんだね。


 七折の滝・全景
Nanaore_01
車を山中に駐め、さらに早池峰山への登山道をしばし辿ると目的の『七折の滝』に到着。
おお、上から3段目あたりの水が、右から左へとひょんぐっている。


 七折の滝・上部
Nanaore_02
七折の滝・上部。
みごとな跳ね具合だけど、ヒョングリの吹き出し口部分は岩に隠れてこの位置からではよくわからない。


 七折の滝・下部
Nanaore_03
七折の滝・下部。
ヒョングリを除いたこの下の部分だけでも結構みごとな滝だ。
でも、名前の『七折れ』って何よ?


 ヒョングリ手前部分
Nanaore_04
滝の上部から。
絶妙な角度になった岩肌に当たった水流は、渦を巻くように今度は左手の岩に当たる。


 ヒョングリ吹き出し口
Nanaore_05
スプーンカットになった岩肌のせいで突然水流は直角に向きを変え、ヒョングリになって宙に飛び出していく。
(手前方向)


 上から見た滝の下部
Nanaore_06
反対側の傾斜地から見下ろした滝の下部。
この角度でも「普通の滝」に見えるんだけど『七折れ』って?……


 これぞ『七折の滝』神髄!
Nanaore_07
この高い位置から背伸びしてみて、やっとつかめた『七折の滝』の正体。
下の部分はまだ隠れているけれど、ほらまさに右に左に『七折れ』じゃん。
昔の人は、ちゃんとここまで確かめて名付けたのか。
感心、感心。見事である。

【結論】この滝を「日本一の跳ね滝」と書いた記事も見たけれど、この滝のほんとうの価値は跳ね滝というよりもその名の通り『七折れ』というところにあると思った。
その意味でまさに名瀑の一つと言えるのではないか。

 滝・下部から

 たなぼた【ひょんぐりシリーズ】
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今日は七夕(たなばた)

Tanabata2今日はたなぼた……
じゃなかった、たなばた。
1年に一度、織り姫と彦星が天の川を越えて逢える日だというけれど、そもそも今の時期は梅雨。
東京は夕べからずっと雨だもの。
肝心のお星さまは見えないよ。

子供の夢を壊したくはない。
お月見の日といい、この七夕の日といい、もう少し晴れが多い時期にならんものか。
ちなみに千葉県の茂原市では『茂原七夕まつり』というのが盛大に行われる。
あれ?
茂原といえば、たしか『コリン星』の故郷じゃん。

星形のペンダントが ほしがった の~☆
あ、これはホシノか。

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谷川岳とクライマーズ・ハイ

映画『クライマーズ・ハイ』を観た。
映画を封切り日に観たのなんて、おそらく生まれて初めてのこと。
まあ、想い入れというよりは、タイミングの問題なんだけど。

迫力ある映画だったね。
報道記者の世界なんて、ほんとにこうした戦場なんだろうな。
なんたって新聞は締め切りがあるから、その点テレビやインターネットとは世界が違う。
他社との戦いばかりでなく、社内の戦いも凄かったし。
最後にクローズアップされたのが記事の信憑性に関する迷い。
スクープと信憑性とはまさに紙一重なんだものね、お察しします。

Ichinokurasawaそれとは別に、谷川岳のシーンには惹かれた。
さすが衝立岩の迫力はすごいや。
映画の中で、一の倉沢の出合からスタートしてロープでいったん下るシーンがあったけれど、あのシーンが現実に忠実であるならば、あそこで下に見えた流れは有名な『谷川岳ヒョングリ』である筈。
うわ~☆
行ってみたいっ!
一の倉沢の岸壁はもちろん無理だけど、ヒョングリ滝までならなんとか。
ただしいまの時期行ったって、あそこは雪渓の下だけどね。
えーと、雪が全部溶けるのが10月頃。
それで再び雪が積もるのが12月頃。
なんだ、11月しかチャンスはないじゃん。

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やがて悲しき『マジックアワー』

Magic_hour遅ればせながら、話題の映画『ザ・マジックアワー』を観た。
コメディというおふれだったので当初あまり気が乗らなかったんだけど、佐藤浩市さんは僕の大好きな俳優なので時間を見つけて行ってきたのだ。

宣伝マンと化した三谷幸喜監督が手品なんかやるものだから、すっかり奇術のマジックなのかと思っていたら、なんだマジックアワーとは黄昏時を指す映画用語なんだね。
その三谷監督は自分のブログで

笑いのセンスは人それぞれ。
中には全然笑えなかったと言う方もいらっしゃるはず。
それでもいいんです。
笑いって本来、そういうものだから。

と書いていたように、僕には全然笑う場面は現れず。
ほんとうに映画が好きな役者バカの根性をみて、なんだかむしろもの悲しい思いが残った。
ああいう大部屋俳優って、たくさんいるんだろうね。
面白うて、やがて悲しきマジックアワー?

映画好きが愛する映画のために作ったという感じがして、「蒲田行進曲」や「ニューシネマパラダイス」にもつながる気がした。

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注文の多い料理店

レストランに入り、テーブルに着く。
ふと、脇の壁に目をやると、なんと『鉄砲と弾丸を、ここへ置いてください。』なんて書いてある。
へ (゚_゚)
ここはいったい、何?

 『山猫軒』 (いずれも拡大します)

そう、ここは、「注文の多い料理店」で有名なあの『山猫軒』だったのだ。

 店主・やまねこ

振り返れば、店の入り口にはそのやまねこがいた。

 こらへてください

また、お馴染み「こらへてください」のプレートも。

 お店の外観

お店の外観はこんな感じ。
あなたもぜひどうぞ。おいしいよ。
ちょっと遠いけど……

宮沢賢治作「注文の多い料理店」のお話を知らないという人はこれをみてね。

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自然破壊、反対~☆

今回のさつうぜんの滝探訪では、最初のルートを間違えて直接滝の上に降りてしまったんだけど、そこでいきなり目にしたのは悲しい「自然破壊」の光景だった。
なんでもこの滝は、地元でキャニオニングのステージになっているんだとか。
キャニオニングとは、その名の通り、渓谷や滝を舞台にした新しいスポーツ。
だから何か嫌な予感がしていたんだよね。
確かにここは滑りやすい大きな岩肌や豊富な水量、そして大きな滝壷を持っていることもあり、自然の滝や沢をウォータースライダーに見立てて滑ったり滝壷に飛び込んだりするキャニオニングには十分魅力的なんだろう。

でも、ハーケン(金属製のクサビ)を岩に叩き込んだりしていいのか。
こんなの明らかに自然破壊行為じゃないか。
ヨーロッパ・アルプスじゃあるまいし、こんなことまでして『自然を楽しんでます』なんて、なんてぇ不自然なことなんだろう~♪
(吉田拓郎のパクリ……)

 岩に打ち込まれた残置ハーケン
Haken
鉄片をうがたれた岩の悲鳴が聞こえて来るようだ。

よほどカラビナから外して帰ろうかと思ったけれど、突然後ろから「ナニしてんだっ」なんて怒鳴られたら、小心者のボクのこと、ビックリして滝に落っこちてしまうで。
ヒョングリの滝ならぬ、ビックリの滝だなんて、酒落にもならんもん。

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