やがて悲しき『マジックアワー』
遅ればせながら、話題の映画『ザ・マジックアワー』を観た。
コメディというおふれだったので当初あまり気が乗らなかったんだけど、佐藤浩市さんは僕の大好きな俳優なので時間を見つけて行ってきたのだ。
宣伝マンと化した三谷幸喜監督が手品なんかやるものだから、すっかり奇術のマジックなのかと思っていたら、なんだマジックアワーとは黄昏時を指す映画用語なんだね。
その三谷監督は自分のブログで
笑いのセンスは人それぞれ。
中には全然笑えなかったと言う方もいらっしゃるはず。
それでもいいんです。
笑いって本来、そういうものだから。
と書いていたように、僕には全然笑う場面は現れず。
ほんとうに映画が好きな役者バカの根性をみて、なんだかむしろもの悲しい思いが残った。
ああいう大部屋俳優って、たくさんいるんだろうね。
面白うて、やがて悲しきマジックアワー?
映画好きが愛する映画のために作ったという感じがして、「蒲田行進曲」や「ニューシネマパラダイス」にもつながる気がした。
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コメント
先日「スピードレーサー」の試写会に名古屋まで行ってきました。
こちらの映画の方が良いのでは?自動車好きなちょい悪親父には。
ただ スピード感に目がついていけない可能性があるますが 原作アニメをリアルタイムで見た人にはおすすめです。
後ろの方でベレットが走っていたように見えました。
投稿: 吉田@コリン星 | 2008.07.04 23:00
吉田@懲りん星さん
『スピードレーサー』はあの『マッハGO!GO!GO!』がモデルなんでしょ。
僕の場合、一つはアニメ自体が苦手なのと、これまで自動車レースものであまり良かったと思えたことがないもので……
せいぜい『グランプリ』かな、納得できたのは。
三船美佳さんのお父上が出たやつね。
ベレットはどうせ後方でしょうよ。プン
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2008.07.05 05:28