自然破壊、反対~☆
今回のさつうぜんの滝探訪では、最初のルートを間違えて直接滝の上に降りてしまったんだけど、そこでいきなり目にしたのは悲しい「自然破壊」の光景だった。
なんでもこの滝は、地元でキャニオニングのステージになっているんだとか。
キャニオニングとは、その名の通り、渓谷や滝を舞台にした新しいスポーツ。
だから何か嫌な予感がしていたんだよね。
確かにここは滑りやすい大きな岩肌や豊富な水量、そして大きな滝壷を持っていることもあり、自然の滝や沢をウォータースライダーに見立てて滑ったり滝壷に飛び込んだりするキャニオニングには十分魅力的なんだろう。
でも、ハーケン(金属製のクサビ)を岩に叩き込んだりしていいのか。
こんなの明らかに自然破壊行為じゃないか。
ヨーロッパ・アルプスじゃあるまいし、こんなことまでして『自然を楽しんでます』なんて、なんてぇ不自然なことなんだろう~♪
(吉田拓郎のパクリ……)
岩に打ち込まれた残置ハーケン
鉄片をうがたれた岩の悲鳴が聞こえて来るようだ。
よほどカラビナから外して帰ろうかと思ったけれど、突然後ろから「ナニしてんだっ」なんて怒鳴られたら、小心者のボクのこと、ビックリして滝に落っこちてしまうで。
ヒョングリの滝ならぬ、ビックリの滝だなんて、酒落にもならんもん。
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