行き過ぎた紅葉狩りは危険と隣り合わせ
今の季節、谷川岳はまた紅葉の名所でもあるんだね。
一般にはロープウェイによる空中散歩で天神平まで行き、燃える山肌の眺望を楽しむというのが定番なんだけれど、早朝から一の倉沢の終点までも紅葉狩り観光客のクルマで一杯なのだから凄い。
しかも、中には「ひょんぐり探訪者」顔負けにこの一の倉沢を遡ってしまう人がいるのだから驚きだ。
紅葉撮影の人々 (いずれも拡大します)
一の倉沢の終点。
多くの人々はこうして下から見上げるだけなんだけど。
山にパトカー!?
しかし駐車場の一角には、山には似つかわしくない群馬県警のパトカー。
こんなのを見るとやっぱり「無実」でも緊張が走る。
怪我人救出の図
パトカー駆けつけの原因はこれだった。
無理して岩床を登った男性が転落して負傷、県警・山岳救助隊による救出の途中だったんだね。
見れば遭難者はまったくの観光客スタイル。
登山装備にロープまで背負っているこちらのほうが恥ずかしくなってしまうじゃん。
行き過ぎた紅葉狩りには危険だって隣り合わせなんだ。
遭難者・慰霊の碑
谷川岳、ふと見ればルート脇の足元にはこうした手作りの「遭難者・慰霊の碑」もあったりする。
静かに野花とお線香が手向けられていた。
谷川岳ではこんな下でも実際に遭難事故があるんだよ。
救助隊の中には女性隊員の姿もあったりして。
惚れてまうやろ~
みんな、気をつけなはれやっ。
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