アブチロン偽装に気をつけろ

わが家では、夫婦で庭がそれぞれ別になっている。
　奥さんのアブチロン　(拡大します)
で、前から奥さんの所にあって羨ましかったのがアブチロン(通称：チロリアンランプ)だ。
とても可愛らしい紅い花をつけ、その時期も実に長い。

僕の長年の懇願が功を奏し、やっと一株を分け与えられた。
それから一生懸命育ててはいるのだが、すでに寒くなってしまったせいか、背丈だけは伸びたものの花の着き具合は貧弱だし、葉っぱの量も全然見劣りする。

　僕のアブチロン　(拡大します)
それでも目立つ場所にあるし、このままクリスマスやお正月を迎えるのは癪なのでいま流行りの(ほんとか)偽装を施すことにした。
散歩途中に摘んできた真っ赤なカラスウリの実を大量にくくりつけたのだ。
あはは　このほうがずっと見栄えがするし、大きさも迫力がある。

まあ、大人はダマされないだろうが、通りかかる小学生はみんな｢きれい｣と褒めていく。
君たち、世の中は甘いものじゃない。
いまからちゃんと真贋を見極める目を育てるように。

ウリ、売ります。
オタクも偽装、できそう？