もうまた『法曹養成制度』、見直し論?
便後士
司法試験の年間合格者を3千人に増やす目標を掲げ、法科大学院を創設するなどして導入された『法曹養成制度』だけど、もう見直し論が自民党内に出ているんだそうだ。
だいたい日本では弁護士の数が少ないと言われている。
確かに、人口比で言うとアメリカでは弁護士がだいたい人口265人に一人。
これに比べて日本では、人口800人に一人以下という計算になるそうだ。
少ないけれど、でも制度が違うから単純には比べられない。
向こうには日本の司法書士や税理士、行政書士みたいなものはなくて、みんな弁護士がやっているんだしね。
それはともかく、どこかの社会主義国家じゃあるまいし、国が目標値を持って司法試験の合格者数をコントロールしてしまうというのはどうなの?
そんなのが許されると、やがて他の分野にも手を伸ばして来るに違いないと思う。
道路が混むからといって運転免許の合格者数を減らしたり、出生者数が少ないからといって無理矢理若者をくっつけて結婚させたりして……。
「点数足りないから、5を書くだけで合格!」なんてね。
ま、そんなことする前に、多過ぎる国会議員の数を減らして欲しい。
一度、国民投票やって「日本にふさわしい国会議員の数」を決めればいいんだ。
でも、それじゃ「ゼロ」になっちゃうか。
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