WHOって個人の物なの?
いま世界を揺るがせている『豚インフルエンザ』問題、とうとう日本国内にも感染者が現れた可能性があるんだとか。
相撲協会なんて、協会メンバーや関係者約1500人にマスクなんと大量10万枚を配布することを決めたというけれど、すでに薬局ではマスクが品薄になっているというのに、買い占め?
なんか、これはこれで問題なんじゃないかと思うけどな。
それはそれとして、なんなの、あの警戒レベルを引き上げたWHO事務局長の会見。
みんな聞いた?
「I have decided ……」だって。
なんだよ、彼女一人で決めたのかい?
ずいぶん奇異に感じたけれど、調べたらなんとこれはこれでいいんだね。
今回WHOは緊急委員会(メンバー30人)で警戒レベル引き上げについて論議したものの、結果は事務局長にアドバイスするだけで最終的に結論は事務局長であるというマーガレット・チャンさん一人に委ねられているんだそうだ。
なるほど、それなら「We have decided」ではなく、「I have decided 」でいい訳だ。
でもこれってケイジ・フクダ事務局長補代理(なんてダサイ職名)が言うように、渡航禁止や国境封鎖の可能性にも繋がるようなとても重要な国際的決定じゃない。
それが、単なる国連事務職の一人である事務局長の個人判断でいい訳?
言いたくないけどこの彼女、かつて香港でSARS問題で非難を受けた当事者だったこと、2年前の事務局長選挙では中国の後押しを得て日本人候補・尾身茂氏を破り現職に就いたことなんかを考えると、なんだかなあ。
(しかも後出しだった)
これはあくまでも人類の健康問題。
国際的にみて、どこぞの国に偏るような誤った政治的判断がされぬよう、ただ祈るばかりであります。
インフルエンザ予防には、まず環境の改善から。
みんな、インフラ援助しよ。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
「健康」カテゴリの記事
- iPS細胞で腸の作成に成功(2017.01.13)
- バキュームカーの臭いがチョコの香りに(2016.12.01)
- 喫煙シーンが×なら、殺人は(2016.03.04)
- 『ジカ』と『ジカ』(2016.02.06)
- 財)化血研(2016.01.09)
コメント