どこまで悲運なんだ『はやぶさ』
宇宙旅行なんて、誰でも子供時代に夢見た大冒険だけど、地球に帰るのが3年も遅れたうえに、最後は「お国のために命を投げ出せ!」だなんて……
そんな悲しい運命を背負ったのが、日本のISAS(宇宙科学研究所)が打ち上げた小惑星探査機『はやぶさ』なんだね。
打ち上げられたのが2003年、目的の小惑星イトカワに到着したのはそれから2年も後のこと。
悲しいかな、着陸時に目指した岩石試料の採取は指令ミスのため装置が計画通りに作動せず、ほぼ失敗。
さらに姿勢制御装置も故障が相次いで、2007年だった地球への帰還予定は3年も遅れて2010年になっちゃった。
しかもその帰還は、小惑星による地球衝突のデータを収集するための実験台にされることに決まったんだって。
あ~、どこまで悲運が続くんだ>はやぶさ
「次は土星に行く?」
「土星でど~せいっちゅ~ねん!」
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コメント
はやぶさ曰く「でもボク、実験台になるのはやぶさかでない。」
投稿: ポップンポール | 2009.05.06 06:38
「はやぶさか」っ!
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2009.05.06 07:59