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劔岳 赤点(?)の記

いよいよ今日(20日)は『劔岳 点の記』の公開日だね。
本格山岳映画ということで楽しみにしているんだけれど、残念ながら忙しくて当分見に行けそうもない。
で、劔岳……
懐かしくてアルバムを見たら、僕が登ったのはもう10年も前のこと。
若かったなあ。

Tsurugi01
これは通常ルートから望んだ劔岳の雄姿。
スマートな槍ケ岳と違ってメタボ体型。
カニのタテバイ(上り)、ヨコバイ(下り)とか有名だけれど、足場はしっかりしているので誰でも登れる。
ちなみにヨバイはない。

Tsurugi03
振り返って、前夜泊まった剣山荘(中央・赤い屋根)をはるか下に見降ろす。
ちなみに山小屋の屋根が赤いのは霧なんかでも目立つため。
白だの黒だの緑なんかじゃ、わからないないものね。
左手奥は霊峰立山(3015m)の頂き。

Tsurugi02
これが劔岳の頂上ケルン(2998m)。
人気の山だから、撮影も順番待ち。
単独行だったので居合わせた人に撮ってもらった、1枚だけの自分の写真。

Tsurugi04
こちらは頂上を越えた先にある八ツ峰の難所。
技術もないのに一般通行禁止のルートに降りて、ごめんなさい。
怖かった。
ハングルの立て札があったのには驚かされた。

Tsurugi05
10月だったから、山に映画のような積雪はなし。
でも、頂上を越えて下った長次郎沢は大きな雪渓の下だった。
(もちろん前の年の雪ね)

Tsurugi06
立山連峰をぐるっと廻り、再び戻って来た黒四ダム。
はるか手前から水しぶきでズブ濡れさ。

当時まだデジカメでないので、画質が悪くてすみません。
ごめんね、ごめんね~☆

頂上にはツルギが埋まっているとか。
この銅の劔(つるぎ) どうつるぎ?

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コメント

剣岳頂上の勇姿素晴らしいですね。新田次郎のもの全部読みましたが「剣岳<点の記>」は今も持ってます。

私は鹿島槍ヶ岳から剣岳を望んだのが北アルプス山行の最後でしたので、羨ましいです。時間の余裕が出来た頃は体力がなくなり残念です。

良いお写真を見せていただきました。

投稿: せいざん | 2009.06.20 15:23

せいざんさん
ありがとうございます。

新田次郎さんの作品は史実に忠実なので素晴らしいですね。
聖職の碑とか、大好きです。

僕は白馬岳から唐松に抜けたとき劔岳を遠望し、絶対に行きたいと思いました。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2009.06.20 16:11

こんばんは。私もこの映画を見に行ってみたいのですが、しばらく行けないかもしれず、それで昨日、まず本を買っていっきに読んだところでした。もしかしてこちらであれば登られた時の写真も拝見できるかも・・・と思って寄らせていただきました。
本では、とても登るのが大変そうだったのに、“誰でも登れる”とあって、びっくりしました。本で読んでいたイメージより、山全体が本当に少しふっくら気味でそれにもびっくり。本をもう一度読み直してみようと思います。

投稿: もでな | 2009.06.21 20:57

もでなさん

槍・穂高やこうした有名な山なら、登山道は完全に整備されているので無雪期であれば全然問題ありません。
おばさんもたくさん登っていますよ。
もちろん体力は「自分持ち」ですが。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2009.06.21 23:20

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普段はファンタジー系統くらいしか読みませんが... 珍しく日本人の作家さんが書いた「ノンフィクション」をこの処、読んでいました。 日本の文学は高尚なのか、私の肌には合いません...暗く、ネチネチした文章が好きには馴れないんですが、珍しく、映画に触発されたのか、はたまたですが、とにかく文字を追っていく楽しさ、頭の中に情景が浮かんで、面白くて、面白くて... 話とすれば、明治の後半が舞台になっています。 ここでストーリーを書いてしまうと、面白くないでしょ... [続きを読む]

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