クルマでスイッチバックって
前述の釜沢大滝へは、急勾配の林道を辿っていくことになる。
事前に調べたところでは、林道終点からは20分ほどの渓流歩きで到達の筈。
ところが実際に行ってみたら林道は大規模工事中で、はるか下の部分でもう通行止めだった。
結局約500mものアルバイトを強いられることに。
註:登山用語でアルバイトは行程、得てして重労働の意味。
また500mは距離でなく、高低差のことね。
つづら折れが続く坂(拡大します)
事前に地図で見て取れた通り、日光のいろは坂のようにつづら折れのヘアピンカーブがいくつも連続する林道。
でもこれ、狭くね?
ターンできない
見た通り、狭すぎて乗用車すらコーナーでターンできない。
つまり、ここは登山電車のスイッチバックのように、次のコーナーまではバックで登るようになっているのだ。
でもクルマって、バックで登ると水平になる時には空しか見えないんだよね。
こんな山の中だもの、もしも脱輪したらと考えるとさすがに身がすくむ。
こんなところを工事関係者はダンプやブルドーザーを積んだトラックで登るんだから尊敬しちゃう。
僕も大型特殊、持っているけどさ。
ちなみに林道作る人、スイッチバックにするならコーナーは偶数にしてね。
奇数にされると、最後はずっとバックで走らないとならなくなるから。
通行止め
通行止めはしかたないけど、でもこんな山の中で『テロ対策』って ?(゚_。)?(。_゚)?
GPSの画面
今回も最新GPSが力強いお供に。
正確だし、他にもデータ画面などさまざまな機能で単独行を助けてくれる強い味方なのだ。
山の上部にある水路
おしっこしようと思ったけど水路があったので、下にある集落のために止めた。
今回は許してやる。
なに、シッコ 猶予じゃ。
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コメント
こんばんは。
こちらに書き込むのは初めてですが、つづら折りの道。隣町の某大手ワイナリー駐車場に入るのには奇数分、前に行ったり、下がったりしながら駐車場に侵入していきます。シーズンになると、これがまた大変なんですね。特に女性ドライバーになると、ガードレールにガリガリとマーキングしていたりします。
篠沢大滝、8月半ばくらいまで渡渉する場所には水があるようです...濡れるの嫌いなので、後半くらいになりそうです。
投稿: chiponeko | 2009.07.08 21:46
>下にある集落のために止めた
いや、それは美しいけれど漏れそうになりながら我慢して・・は危なくないですか?GPSまで用意して水も漏らさぬ準備なのにお漏らししちゃあ・・ダムは放水しないと・・。年月たつと貯水量は少なくなるらしいですよ。
投稿: 惑 | 2009.07.08 23:23
chiponeko さん
コメントありがとうございます。
クルマのスイッチバック、大手ワイナリー駐車場にほんとにあるんですか。
しかも奇数!?
さすが山梨。(意味不明)
驚きです。
篠沢大滝への徒渉……
滝探検って、水が多ければ川を渡るのに苦労するし、水が少なければ滝に迫力がなくなる。
ほんと、扱いが難しくって、まるで女性のよう。
ちがうか。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2009.07.09 06:06
惑さん
そうなんです、年々ダムの貯水量が減少して……
昔はヨーロッパ便で一度も飛行機のトイレに行かなかったんですけどね。
(~_~;;
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2009.07.09 06:08