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新聞休刊日って

今朝、新聞を手にしてなんだか久しぶりのような気がした。
そうだ、一昨日は夕刊がなかったし、昨日は新聞休刊日というやつだったんだ。

なんでもこの新聞休刊日、1956年に始まった時にはわずか年2回だったのに、今や元日だ、建国記念日だ、春分の日だ、秋分の日だなどとなんと年10回、3月と9月以外すべての月に設けられているじゃないか。

とにかくどの新聞もすべて同じ日に休んでしまうのというのだから始末悪い。
事件は発刊日だけに起こるんじゃないんだぞっ。
だいたいどんな商売でも、競合他社との差別化のためには休日をずらしたりするものだ。
あるいは公共性がある仕事と自負するなら、従業員を交代で休ませて発刊自体は休日なしにする筈だろう。
こんなの、独占禁止法のカルテルに当たるんじゃないのか?
学校でそう習ったぞ。
寝ながら聞いた覚えがある。

さらに腹が立つのが『号外』というやつだ。
「突発的な事件、事故、災害など、世間の関心度が高いと判断されるニュースを人々に伝えるため」とあるけれど、それが何で主要な駅で無料で配るということになるんだよ。
いまどき、緊急ニュースたってテレビやネットですぐさま伝えられるし、何より読者が払った購読料で刷っておいた癖に、どうして全然関係ない街頭の人に無料で配るのさ。
全国的にみたら、いったい号外ってどれほど不公平な伝え方になるんだ。
日本の新聞はそれこそユニバーサル・サービスということで発展・定着した筈なのに、ユニバーサルどころかこんな偏った金の掛け方をするなら、われわれが払った購読料、返せ~☆!!

あと、遊園地の券をもう少しくれ。
水族館や美術展なんかのもいいな。
サッカーの試合も頼む。
契約した時のように、また洗剤も欲しい。
トイレットペーパーでもいい。
頑張れ~☆>新聞社!

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コメント

こんにちは

えっと、ですね、たなぼたさんのお人柄は充分に解かっておりまして、ジョークに対してマジのコメントで恐縮ですが、

私の次男が川崎で10年も新聞配達をしておりまして、「契約更新をしてあげるからもっと洗剤を持ってきてよ」とか(最近は減ったけど)「巨人戦のチケットを持って来い」とか言われて、無理して届けた挙句、半年の契約期間であっても途中で解約されたり転居したり、というのはザラにあるんだそうです。

そうすると、残った期間の新聞代金が入らなくなる訳で、それは新聞勧誘員が取ってきた契約であっても、配達員が弁償させられるそうです。給料から引かれるんですね。うちの次男はだいたい常時2ヶ月分(2件分)が引かれていて、それは少ないほうで、多い人は月に8万も引かれるケースもあるとか。なので、次男からは「配達員に無理難題言わないでやってよ」と言われてます^_^;

もちろんそれは、解約する人よりシステムが問題でして違法なんですけど。次男に「しかるべきところに訴えれば」と言うのですが、難しいようです。

私も滞納家賃を毎月40~120万も立て替えて家主さんに払っておりますもので、親子で似たようなことしてんだなあ、と感慨深いものがあります。

ところで、号外は、新聞社の一種のセレモニーみたいなものですね。「これは大事件なんだと認識しろよ!」的な意味合いの(^^ゞ

投稿: poohpapa | 2009.11.10 11:01

poohpapa さん

そうそう、ご次男は新聞の仕事をされているんでしたね。
失礼しました。

新聞休刊日というのが製作側のためではなく、配達員さんのためというのは重々承知しています。
ちなみにわが家では中途解約などもっての他、配達員さんに感謝の気持ちこそあれ、決して無理難題なども言ってはおりませんので。
しかしずいぶん大変なんですね、実情は。
世界でも、日本だけなのかしら、こんなシステムって。

投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2009.11.10 11:41

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