新郎どの、戦(いくさ)でござる!
『歴女』なんていう流行語まで生み出した戦国武将ブーム、その影響が結婚式にまで及んでいるらしい。
なんでも結婚式で新郎が、衣装に戦国武将の鎧兜(よろいかぶと)を付けるのが流行っているんだってさ。
中でも一番人気は『愛と義に生きた』とされる直江兼続なんだとか。
兜に大きな『愛』の前立てが付けられた、お馴染みのやつだね。
新郎の感想は……
「重いけど、昔はこれで戦ったんだから……」だと。
おいおい、その甲冑
貸出用にアルミで軽く作ってあるんですけどぉ。
それに直江兼続が『愛』を付けたのは、奥さんを愛すなんて意味じゃないよ。
この『愛』の印は、愛宕明神や愛染明王などの軍神を祀るという意味だ。
戦場で奥さんのことなんて考えてたら、負けちゃうだろ。
ま、結婚式だから愛がウケるんだろうけどね。
ともあれ、結婚式を挙げて、「これからは戦(いくさ)じゃ!」
という意味においては、この心掛けは正しい。
ま、どうせ、すぐに負けるんだけどね。
「敗北したのはお前か?」
「はい、僕です」
きみの完敗に、乾杯!
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