座禅組みます、ザゼン草(甲州市)
花を期待して出掛けた山梨だったけれど、桃も桜もまだ早過ぎて見られず。
で、最後の期待を賭けたのがこのザゼン草。
場所は山梨県甲州市、塩山からさらに上った所にある「玉宮ざぜん草公園」。
こちらはもう2月から咲いていて、駐車場で山ブドウを売っていたおじさんには「来るのが遅い」と言われた。(>_<)
電気柵 (いずれも拡大します)
生育地の入口にはイノシシ除けの電気柵。
木道へ入るには自分で電線を取り外して入るようになっている。
僕は事前に調べていたので問題なかったけれど、現地は説明が不十分なので立ち入りを諦めてしまう人もいた。
な~に、サクっと行けばいいんだよ。
一面のザゼン草
なるほど、僧が座禅をしているように見えるから名付けられたんだね。
もっと早く来れば、花が周囲の雪を溶かしている所が見られたそうだ。
ここは檜の林の下で、小川も流れるという絶好の条件が揃っている。
カップルのように二株が寄り添って咲くことが多いみたい。
紅いザゼン草 白いザゼン草
サトイモ科の多年草なんだって。別名「ダルマソウ(達磨草)」
中にあるのが「肉穂花序」という両性花の部分で、約100個あるそうだ。
白いザゼン草はこれから紅くなるのではなく、白いまま。
でもこのポーズ、なんか後ろから口説いているようじゃない?
タケノコと木道
最初はまるでタケノコのように生えてくる。
茹でたら、なんかおいしそう。
散策は尾瀬や上高地でお馴染みの木道だけど、ここではゴムが貼ってある。
木道に傾斜がついていて滑りやすいからなんだね。
でも、よく見ればタイヤじゃん。
雪が降ったらスタッドレスに貼り替えるのかな?
これはまだ子供の僧?
つまり
野に放たれた鼻垂れた小僧……。
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コメント
座禅草、葉っぱ最初はタケノコ状なのですね。初めて拝見。図鑑でしか見たこと無いのでありがとうございます。
投稿: せいざん | 2010.03.23 14:14
せいざんさん
>葉っぱ最初はタケノコ状なのですね
そうですね。
巻いてあるのがだんだん開いていくようです。
結構、花の時期が長いので助かりました。
投稿: ピーちゃんの身元引受人 | 2010.03.23 14:41